キャリアとの向き合い方|学びは、デッサンに似ている

キャリアとの向き合い方|学びは、デッサンに似ている

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学び
おはようございます。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、「学びは、デッサンに似ている」についてです。

資格の勉強をしていると、参考書を一度読んだだけで、分かったつもりになることがあります。過去問を一通り解いて、「これで大丈夫」と思うこともあります。でも、しばらくしてから同じ問題に向き合うと、「あれ、こんなに分かっていなかったのか」と気づくことが、私にはよくあります。

一度で完成させようとしなくともいい

絵を描くとき、最初から完成した一枚を描く人はいないと思います。まず輪郭を取る。全体のバランスを見る。少し描いて、また離れて見る。おかしいところがあれば、消して描き直す。そうやって、何度も手を加えながら、少しずつ形になっていきます。学びも、そのデッサンと似ているところがあると私は思っています。勉強も、一度で正しく理解できなくても、それは当たり前のことなのかもしれません。

分かったと思ったことほど、実はまだ浅い

私自身、資格の勉強をしているときに、一度「分かった」と思った内容が、後になって全然違う深さで理解できるようになった経験が何度もあります。最初の理解は、輪郭を取っただけの状態だったのだと思います。大きな形は見えているけれど、細部はまだぼんやりしている。そこからもう一度学び直すと、輪郭の中に、これまで見えていなかった線が見えてくる。分かったと思った瞬間は、実はまだ、途中の段階だったという捉え方もできます。

描いては消し、また描き直す

学びも、同じかもしれません。一度覚えたことを、間違って覚え直すこともあります。理解したはずのことが、別の知識と結びついたときに、また少し形を変えることもあります。そうやって描いては消し、消してはまた描く。その繰り返しの中で、少しずつ輪郭がはっきりしていくのだと思います。

学びに、完成はない

資格を取得すると、そこで一区切りついたような気持ちになります。けれど、私は、資格を取った瞬間が「完成」ではないと思っています。そこから先も、実務の中で、新しい情報に触れる中で、少しずつ輪郭を描き直し続けている。まさに、デッサンと同じように、学びにも、これで終わりという線はないという捉え方ができます。

おわりに

一度で分かろうとしなくてもいい。一度で完璧に覚えようとしなくてもいい。分かったと思ったことが、後から浅かったと気づいても、それは後退ではなく、輪郭がより鮮明になっている途中なのだと思います。

描いては消し、また描き直す。――そうやって、時間をかけて少しずつ形になっていくものを、私はこれからも大切にしていきたいと思っています。あなたが今、学んでいることも、まだ描き始めたばかりの一枚なのかもしれません。私は、人生が終わるころ、その一枚の絵が仕上がればいいと思っています。もしくは、描き途中のまま、次の世代へと受け継いでいくのか。どう自分の人生というデッサンを仕上げていくかは、自分次第なのかもしれません。

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