キャリアの捉え方|AIが減らしてくれた時間で、何をするか

キャリアの捉え方|AIが減らしてくれた時間で、何をするか

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おはようございます。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、「AIが減らしてくれた時間で、何をするか」についてです。

AIは、時間を取り戻してくれる存在

労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、AIを利用した労働者では、利用前後で「仕事に関する新たなことを学ぶ機会」や「仕事を通じた個人の成長機会」が増えたと感じる人、月間の総残業時間が減少したと感じる人が、一定数見られたことが報告されています。

AIというと、仕事を速くする道具というイメージが強いかもしれません。でも、このデータを見ると、AIは、職業人としての時間を少し取り戻してくれる存在でもあるのだと、あらためて感じています。

浮いた時間は、どこへ向かうのか

ここで大事になるのは、その浮いた時間を、何に使うかだと思います。「AIで仕事が効率化できました、良かったですね」で終わらせてしまうのは、少しもったいない気がしています。以前、「全国民生産性向上計画」についてお話ししました。職業人としての役割だけでなく、学ぶ人、余暇人、市民、家庭人、親——そうした複数の役割を掛け合わせていくことで、個人の生産性そのものが底上げされていく、という考え方です。AIによって取り戻した時間を、学ぶ人として使う。親として使う。家庭人として使う。市民として使う。余暇人として使う。あるいは、自分自身と向き合う時間にする。そうすることで、職業人×学ぶ人、職業人×学ぶ人×親というように、役割の掛け合わせが少しずつ広がっていきます。

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AIによる生産性向上は、人生全体の生産性向上につながる

AIによる生産性向上から始まり、労働時間の短縮を経て、他の役割への時間配分に向かい、人生全体の生産性向上につながっていく。私は、そんな循環をイメージしています。ここでいう人生全体の生産性とは、より多く働くことではなく、自分にとって大切な役割に、時間や力を配分できることなのだと思います。私自身も、AIによって効率化できた時間を、さらに仕事に投入するのではなく、学ぶ人として自分を育てる時間に使うことがあります。そして、その学びが、また職業人としての価値を高めてくれる。そんな感覚があります。

おわりに

AIがあなたの時間を1時間生み出してくれたら、その1時間を何に使いますでしょうか。仕事をもう1時間増やす、というのも一つの答えだと思います。子どもと話す、本を読む、資格の勉強をする、何もせずに休む——休むことも、人生における大切な役割です。AIに時間を奪われるのか。AIによって時間を取り戻すのか。そして、取り戻した時間をどう生きるのか。

じゃ〜どうする?®

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