キャリアの示し方|「言葉」だけでも、「姿勢」だけでも、足りない。

キャリアの示し方|「言葉」だけでも、「姿勢」だけでも、足りない。

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おはようございます。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、「言葉」と「姿勢」、両方が揃って初めて、親の言葉に重みが生まれる、というお話です。

「言うだけ」でも、「見せるだけ」でも、足りない

親は子どもに、「勉強しなさい」「将来のことを考えなさい」「資格を取ったほうがいい」「ちゃんと働きなさい」と言うことがあります。でも、その一方で親自身が、もし今その目の前で、学ぶことをやめていたり、もし今その目の前で、仕事について不満ばかり言っていたり、もし今その目の前で、挑戦することを避けていたり、もし今その目の前で、自分の人生について考えることを諦めていたりしたら、子どもからすると、もし今その目の前で、「自分に対して言っていることと、親が今、自分の目の前でやっていることが違う」と映ってしまいます。

だからといって、「親の背中を見せればいい」だけでも十分ではないと思っています。親が黙って一生懸命生きていても、子どもがその意味を正確に読み取れるとは限りません。言葉で伝えることと、姿勢で示すこと。この二つが揃って初めて、親の言葉に重みが生まれてくる。――私はそのように感じます。

先日、ある方から「子どもに対しての発言権」という言葉を聞きました。少し厳しい響きの言葉ですが、だからこそ考えさせられるものがありました。「親だから言っていい」のではなく、親だからこそ、自分自身も問われている。そういう話なのだと私は解釈しています。

子どもに尋ねる前に、自分に問い直してみる

「あなたは将来どうしたいの?」と子どもに尋ねる前に、「私は、自分の人生をどうしたいと思っているんだろう」と、親自身も問い直してみる。「勉強しなさい」と言う前に、「私は今も学んでいるだろうか」。「挑戦しなさい」と言う前に、「私は失敗を恐れず、何かに挑戦しているだろうか」。「好きな仕事を見つけなさい」と言う前に、「私は、自分の仕事や生き方について考え続けているだろうか」。ここまでくると、もしかしたら、単なる子育て論ではなく、親自身のキャリア教育でもあるように思います。

私自身も、まだ途中です

私自身、40代になってから学び直しを始め、7回目でようやく2級キャリアコンサルティング技能士の資格を取り、会社を育てながら、今も東京通信大学で社会福祉士を目指して学んでいます。子どもに何かを伝えたいと思うたび、結局は自分自身がどう学び、どう挑戦し続けているかが問われているような気がしています。

キャリアは、木を育てるようなものだと思っています。一つの資格に根を張り、幹を太くしていく。その過程そのものが、言葉よりも雄弁に、子どもに何かを伝えているのかもしれません。

おわりに

「言うこと」と「見せること」、そのバランスを一度振り返ってみると、気づくことがあると思います。子どもに何を言うか、の前に、子どもにどんな姿を見せているか。今、あなたはどんな背中を見せているでしょうか。私自身も、そう自分に問いかけながら、今日も一日を過ごしたいと思います。

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