キャリアの受け止め方|「その会社でいいの?」と言う前に、聞いてほしいこと

キャリアの受け止め方|「その会社でいいの?」と言う前に、聞いてほしいこと

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おはようございます。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、「その会社でいいの?」と言う前に、聞いてほしいこと

「この会社で大丈夫?」「この大学で大丈夫?」「資格を取ったほうがいいんじゃない?」「安定した仕事に就いたほうがいい」。就活生を持つ親御さんなら、一度はこんな言葉が口をついて出た経験があるのではないかと思います。

今日は、子どものキャリアと、親としての関わり方について書いてみたいと思います。

キャリア教育は、必ずしても「正解を与えること」ではない

私は、息子の高校選びに関わったとき、偏差値だけを基準にはしませんでした。息子自身が「活気のある学校がいい」と感じていることを、大切にしました。これは、高校選びに限った話ではないと思っています。大学選びも、就職先選びも、本質は同じです。「どこに入るか」だけでなく、「そこで、どんな自分になりたいのか」を考えること。キャリア教育とは、正解を与えることではなく、本人が自分で選ぶ力を育てることなのだと思います。

「親の不安」と「子どもの希望」は、分けて考える

冒頭に挙げたような言葉が出てしまう根底には、多くの場合「子どもに苦労してほしくない」という愛情があります。だからこそ、「親が子どもの進路に口を出してはいけない」と単純に線を引いてしまうのは、少し違和感を感じます。大切なのは、「親の不安」と「子どもの希望」を、いったん分けて考えてみることだと思いますが、いかがでしょうか。不安をなかったことにする必要はありません。ただ、それをそのまま子どもにぶつけるのではなく、まず自分自身の不安として認識してみる。そのうえで、子どもの希望に耳を傾ける。この順番を意識するだけで、関わり方は大きく変わってくるのではと思います。

「可能性しかない。希望だね。」という見方

子どもの未来を、今の成績や今の実績といった、現時点の数字だけで決めてしまうのは、もったいないことだと思っています。「今はまだ分からないからこそ、可能性がある」。これは、社会人になっても変わらない、キャリア教育の根っこにある考え方だと思っています。可能性しかない、というのは、裏を返せば、それだけ希望があるということです。

「その会社でいいの?」と言う前に

もし、子どもの進路について何か言いたくなったときは、その言葉を口にする前に、一度立ち止まってみてほしいと思います。「その会社でいいの?」ではなく、まずは「あなたは、どうしたい?」。その問いかけの先に、「じゃ〜どうする?」という、一緒に考える姿勢が生まれてくるのだと思います。

おわりに

親の役目は、子どもの代わりに答えを出すことではなく、子ども自身が答えを見つけていく過程に、寄り添うことなのだと思います。まるでそれは、幼少期になぞなぞを子供に出したのと一緒の感覚です。なぞなぞを出したときにすぐに正解を伝えるのではなく、まずはヒント。そう、出したとしてもヒントくらいな感覚です。子ども自身も自らで答えを言い当てたいですよね。
「その会社でいいの?」と言いたくなったときこそ、まずは「あなたは、どうしたい?」「今までの就職活動をしてみてどう感じた?」と、聞いてみてほしいと思います。

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