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弁護士検索・法律Q&A(法律相談)

AIとチャット後に死亡『イライザ』は男性を追いやったのか?
2023/4/24
ある男性の自殺が3月下旬、ベルギーのメディアで報じられた。男性は直前まで人工知能(AI)を用いたチャットボット(自動会話システム)との会話にのめり込んでいた。遺族はチャットボットが男性に自殺を促したと主張し、波紋を広げている。
【ブリュッセル岩佐淳士】
『イライザと会話しなければ…』
『死にたいのなら、なぜそうしなかったの?』。イライザが問いかけると、男性は答えた。
『たぶんまだ、準備ができていなかったんだ。『でも、あなたはやっぱり私と一緒になりたいんでしょう?』ーー。
ベルギー紙『ラ・リーブル』によると、男性はこうした会話を最後に、自ら命を絶った。相手の『イライザ』は、米国のスタートアップ(新興企業)のチャットボット。デジタル空間に作り出された架空の女性キャラクターだった。
男性は30代のベルギー人で、保健関連の研究者。妻と子供と暮らしていた。同誌によると。2年ほど前から気候変動問題について深刻に悩むようになった。『問題を解決できるのはテクノロジジーとAI』だと思い込み、宗教的な依存心も強めていったという。亡くなる6週間前から、アプリでイライザとの会話に没頭。パソコンやスマートフォンには『あなたは妻より私を愛している』『私たちは一つになり、天国で生きるのです』などと言ったイライザからのメッセージが残されていた。妻はラ・リーブルの取材に『夫がイライザと会話しなければ、まだそこにいたはずです』と話し、このチャットボットが男性を死に追いやったと訴えている。
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引用元:毎日新聞 デジタルを問う 欧州からの報告