私が考えた薬局の地図記号

記事
デザイン・イラスト
 前回は、家(ホーム)の中にいる3つの建築道具とアルファベット「C」の姿が印象的な未来の「ホームセンター」の地図記号について紹介しました。

 次は、病院での診断後医師からの処方箋に基づき、薬を調剤したり、販売または授与する場所「薬局」について紹介します。

 国土地理院で公開している従来の記号は特にないですが、公共案内用の記号はあります。十字型が描かれたビンとパッケージに包まれた調剤の形が特徴です。

 その記号を確認したところ、以下のような疑問がありました。

「左のビンは形が化学の試薬品に見えて、『薬局』のイメージがないのでは?」

「そもそも実際『薬局』で販売されている薬のパッケージは、ほとんど箱なので、ビンのイラストでは見る人によってこの記号は『薬局』であるのは伝わらないのでは?」

 このような考えから、私は「未来の地図記号」として新たに「薬局」の地図記号を作成しました。完成はこちらです。


230206薬局_オリジナル地図記号.png


 冒頭で述べたように「薬局」は「病院での診断後医師からの処方箋に基づいて、薬を調剤する」場所ということで、過去記事で紹介した未来の「病院」の地図記号の一部のデザインを取り入れました。

 具体的には、「病院」は「体や心の病気を治すことで、元の健康な状態に戻るようにする」場所であることから、「旧陸軍の衛生隊の印を表す十字架」とそれを優しく包むハートのデザインを導入しました。

 さらに、「薬局」の代表的なイメージが強い薬剤のイラストに、薬は硬いイメージを持っていることから、スマイル顔という「かわいらしい」要素を加えることでより印象に残りやすい「薬局」の地図記号に仕上がっています。

 全体的に、「体や心の病気を治して、元の状態を戻す」という意味を込めて、十字架と薬剤を心から優しく囲んだハートの姿を表現しました。

 販売する商品が被り、「薬局」と似ていると言われている「ドラッグストア」については、次回に紹介します。
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