私は占い師として活動してきましたが、心理カウンセラーの資格を取得し、新たな視点を得ることができました。この経験を通じて、占い師とメンタル心理カウンセラーの間にある大きな違いについて、深く考えさせられました。今回は、その気づきについて皆さんと共有したいと思います
経験と知識の差
心理カウンセラーとして開業した当初、私は大きな不安を感じていました。占い師としての経験はあるものの、カウンセリングの実践経験はなく、専門知識も十分ではありませんでした。しかし、すぐには増やせない経験値と異なり、知識は学習によって増やすことができます。
そこで私は、占いやカウンセリングの依頼を受けながら、専門的なカウンセラー学校の講座を受講することにしました。この決断は、自己成長への重要な一歩となりました。
占い師とカウンセラーの根本的な違い
講座を受け、実践を重ねるにつれ、占い師とメンタル心理カウンセラーは全く別の職業であるという事実を、身をもって実感しました。その違いは、アプローチの本質にあります。
占い師のアプローチ
1. 決定的な答えの提供:占い師は、カードや星座などのツールを使って、クライアントの状況や未来について具体的な答えを提供します。
2. 外部からの解釈:クライアントの問題や状況を、占いのツールを通じて外部から解釈します。
3. アドバイスの提供:占いの結果に基づいて、具体的なアドバイスや行動指針を提示します。
心理カウンセラーのアプローチ
1. 自己探求の支援:クライアント自身が答えを見つけ出すプロセスをサポートします。
2. 内省の促進:クライアントの内面に目を向けさせ、自己理解を深めるよう導きます。
3. 傾聴と共感:クライアントの話に耳を傾け、感情を受け止め、理解を示します。
「押しつけ」の問題
占い師として活動する中で、私は徐々に違和感を覚えるようになりました。その違和感の正体は、「押しつけ」でした。
占いでは、「このカードが出たからこうです」「あなたの潜在意識にはこれがあります!」といった形で、外部からの解釈やアドバイスを提供します。しかし、これは時として占い師の価値観の押し付けや、クライアントの状況に対する決めつけになってしまう危険性があります。
真の幸せとは
確かに、占い師もクライアントの幸せを願っています。しかし、「占いでこう言われたから」という理由で行動を変えたり、決断をしたりすることは、本当の意味でクライアント自身の力で得た結果と言えるでしょうか?
特に、「あなたの無意識にこれがあります」といった言葉は、クライアントの内面に不必要な混乱や反発を引き起こす可能性があります。なぜなら、それは自分で探し出した答えではないからです。
新たな方向性:自己探求の支援へ
メンタル心理カウンセラーとしての学びを通じて、私は新たな方向性を見出しました。それは、クライアント自身が自己の内面を探求し、答えを見つけ出すプロセスを支援することです。
このアプローチでは、クライアントの話に耳を傾け、適切な質問を投げかけることで、自己理解を深めるサポートをします。外部からの解釈や押し付けではなく、クライアント自身の力で気づきを得ることを重視します。
結論:両者の共存と使い分け
占いとカウンセリング、どちらが優れているというわけではありません。それぞれに役割があり、クライアントのニーズによって適切な選択が異なります。
重要なのは、私たち支援者が自分の役割と限界を理解し、クライアントの真の幸せと成長のために最善を尽くすことです。時には占いの力を借り、時にはカウンセリングの手法を用いる。そうすることで、より多くの人々の人生に positive な影響を与えることができるのではないでしょうか。
これからも学びを続け、クライアントの皆さまにより良いサポートを提供できるよう、努力を重ねていきたいと思います。