面談が「展開しない」と感じたときに見直したいこと
ロールプレイの練習をしている中で、
「なかなか面談が展開しない」
「話は聞けているのに、深まっている感じがしない」
と感じることはありませんか。
そのようなときは、最初の10分間の質問の順序を少し見直してみるとよいかもしれません。
面談の冒頭では、どうしても事実や経験、そしてそのときの感情を丁寧に聞こうとします。
もちろん、それ自体はとても大切です。
ただ、そこを長々と聞き込みすぎてしまうと、時間だけが過ぎてしまい、クライエント自身の考えや価値観に触れる前に、面談が停滞してしまうことがあります。
大切なのは、事実や感情を確認したあとに、
クライエントがその出来事をどのように受け止めているのか
そこから何を考え、どのような行動をしているのか
その背景にどのような価値観があるのか
に目を向けることです。
つまり、面談を展開させるためには、単に出来事を詳しく聞くだけではなく、クライエントなりの考え方や意味づけに入っていく時間を確保することが重要です。
そのためにも、冒頭の事実確認はある程度コンパクトに進めることを意識してみてください。
また、最初の挨拶から10分間は、質問の内容だけでなく、非言語コミュニケーションもとても大切です。
表情、うなずき、声のトーン、間の取り方、姿勢。
こうした非言語の関わりによって、クライエントとの距離感を早い段階で縮めることができます。
安心して話せる関係ができると、クライエントも問いに向き合いやすくなります。
その結果、面談も自然に深まりやすくなります。
もし「面談が展開しない」と感じている方は、
最初の10分で事実や感情を聞き込みすぎていないか、
そしてクライエントの考え・行動・価値観に入る時間をきちんと取れているか、
一度見直してみてください。
小さな意識の変化で、面談の流れは大きく変わることがあります。
ぜひ、次のロールプレイで試してみてください。