今の自分の状況から脱却したいですか?~コンセプト設計が違う自分をつくる~

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個人のコンセプト設計が、これからの時代の必須スキルになる

先日、長年エ●ベックスに勤務していた方と話をしていたときのことです。
「経営者だけでなく、会社勤めの人も、これからの時代に生き残っていくには“自分のコンセプト”をはっきり設計しないといけない」
そんな話題になりました。

たしかに、スターバックスコーヒーやユニクロといった企業のコンセプトや、人気商品のコンセプト分析に関する本や記事は山ほど見つかります。
しかし「個人が自分のコンセプトをどう設計するか」というテーマについての本や情報は、驚くほど少ないのです。

「あの人といえば○○」という存在になる

そのエ●ベックスの方が言っていたのは、会社員であれば「●●といえば何々さん」と言えるような、自分を象徴するコンセプトがあると会社員生活もうまく回っていくということでした。

彼の場合は、人一倍努力して社内外の情報を集め、誰よりも詳しくなることに徹したそうです。
結果、「わからないことがあれば、あの人に聞こう」と言われる存在に。
極めてシンプルなコンセプトですが、その姿勢が評価され、キャリアをプラスに回していく大きな原動力になったのです。

この話を聞きながら、私自身も「自分のコンセプトは何だろう?」と考えさせられました。

私たちの事業コンセプトを見つけた瞬間

私は電子書籍のプロデュースを行っています。
いまや「電子書籍プロデューサー」と名乗る人はたくさんいます。なかには「AIを使えば5日間で出版できます」といった売り文句のサービスも見かけます。

ただ、そうした人たちの多くは出版のプロではありません。
そこで改めて考えました。「数ある競業の中で、私たちの強みは何だろうか」と。

その答えは明確でした。
関わる編集者・ライター・デザイナーなど、すべてが商業出版の第一線で生き残ってきた人たちであること。
つまり「商業出版の現場で通用する実績・スキル・経験がある人間が手掛ける電子書籍」であること。

そして出版不況の中で紙の商業出版がますます狭き門になる今、私たちが提供できるのは「商業出版と同じクオリティで電子書籍を出版できる」という価値。
これこそが、私たちの事業コンセプトなのだと、はっきり気づいたのです。

どんな立場でも「自分のコンセプト」を持つ

これは経営者やフリーランスだけの話ではありません。
例えば、先日読んだ本に登場していたのは定年退職後の男性。会社員時代は要職を務めたキャリアの持ち主でしたが、退職後はマンションの管理人として働くことを選びました。

プライドを捨てて、新しい環境に飛び込んだ彼は、共用部分の細かいところまで毎日磨き上げ、「本当に気が利く素晴らしい人」と住人から感謝される存在になりました。
そこには「住人に快適に過ごしてもらう」という管理人としての明確なコンセプトが生まれていたのです。

一見すると地味な仕事に見えるかもしれません。
ですが「徹底的に掃除を極めると、人はどう評価されるのか」というテーマは、それだけで一冊の自己啓発書になるほどの普遍的な価値があります。

コンセプトは掘り出すもの

「自分には本にするようなネタがない」と言う人は少なくありません。
しかし、私たちが電子書籍のプロデュースで著者の方と対話を重ねていくと、必ずと言っていいほど、その人だけのコンセプトが浮き彫りになっていきます。

まるで彫刻家が石を削りながら中に隠れていた像を掘り出すように、言葉のやりとりを通じてコンセプトが形になっていく。
そんな瞬間に何度も立ち会ってきました。

だからこそ私は断言できます。
どんな人にも「自分のコンセプト」は必ずある、と。

今こそ、あなたのコンセプトを

まだ「個人のコンセプト設計」が広く語られているわけではありません。
だからこそ、今のうちに自分のことを内省し、コンセプトを考えることをおすすめします。

もしあなたが「自分の強みをどう表現すればいいかわからない」と感じるなら、それはまさにコンセプトを探るタイミングです。
自分の軸を明確にすることで、会社員としても、独立後も、キャリアはぐっと生きやすくなります。

そして、そのコンセプトを言語化し、表現し、形にする方法のひとつが「本を書くこと」だと、私は考えています。

あなたの「個人のコンセプト」は何でしょうか?
今こそ、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
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