出版直後こそ最大のチャンス —— ランキング実績を次のビジネスにつなげる方法
私は編集者として数百冊以上の出版を手がけてきました。その中でも印象的だったのが、新里哲也さんの電子書籍出版です。
新里さんは沖縄で生まれ育ち、5年以上にわたってnoteを毎日欠かさず投稿してきた方です。いまでは「noteといえば新里さん」と呼ばれる存在になっていますが、出版前までは「地元では知られていても、全国規模ではまだ無名」という状態でした。
しかし、出版してからの展開が本当に鮮やかでした。
Kindleランキング総合2位、3部門1位の快挙
出版開始後、わずか数日のうちに新里さんの電子書籍はKindleランキングで総合2位を獲得し、さらに3部門で1位を達成しました。
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これは単なる「売れました」という話ではありません。ランキングという客観的な数字は、著者の実績を一気に強固なものにします。
「沖縄のnote投稿者」から「Kindleランキング総合2位の著者」へ。
この肩書きの重みは、ビジネスの場で計り知れない力を発揮します。
実際、新里さんは出版からわずか10日後に、自身の出版経験を次のビジネスへとつなげました。「出版のプロセス」や「ランキング獲得の裏側」を学べるセミナーを募集開始したのです。
このスピード感こそ、出版が持つ大きなメリットだと私は考えています。
出版は「終わり」ではなく「始まり」
多くの方は「本を出すこと」をゴールと考えがちです。けれど、出版はむしろスタートラインです。
出版によって得られるのは、
「著者」という肩書き
Amazonランキングという客観的な実績
読者という新しいつながり
これらはすべて「次のビジネス展開」に活用できる資産です。
新里さんはまさに、その資産をすぐに活かしました。出版で得た知見をセミナーに展開することで、「著者」という肩書きをただの称号で終わらせず、次の行動へとつなげたのです。
「著者」という肩書きをどう使うか
たとえばあなたが、士業やコンサルタント、コーチとして活動しているとしましょう。出版をすれば、名刺やプロフィールに「著者」という肩書きを加えることができます。それは単なる飾りではなく、相手の信頼を一気に高める要素になります。
さらに、もしAmazonランキングで上位を獲得できれば、肩書きは「著者」から「ランキング1位の著者」へと進化します。
私たち編集者の視点からすると、ここで大切なのは「その実績をどう活かすか」です。セミナーや講座の開催、企業との提携、メディア出演の打診など、すべての入り口で「著者」という肩書きがプラスに作用します。
出版後の行動が未来を決める
ここで強調したいのは、出版のあとに「何をするか」で未来が変わるということです。
ただ本を出して満足してしまうのか、
出版の実績をすぐに行動に移して次のビジネスに広げるのか。
両者の差は、半年後、1年後に圧倒的な差となって表れます。
新里さんが10日後にセミナーを募集したのは、「スピードが最大の価値になる」ことをよく理解していたからでしょう。出版直後は、著者も読者も最も熱量が高い瞬間です。そのタイミングで次のアクションを起こすことで、チャンスは何倍にも広がっていきます。
読者へのメッセージ
この記事を読んでくださっているあなたが、もし「いつか出版したい」と思っているなら、ぜひこう考えてみてください。
出版は「名刺代わり」になるだけではありません。著者という肩書きは、あなたのビジネスを広げるための最強の武器です。そして、その武器をどう活かすかは、あなたの行動次第です。
「●●といえば□□さん」というブランドを築きたいなら、出版直後のスピード感を意識してください。出版から10日以内にできることを一つ決め、すぐに動き出す。それだけで未来は大きく変わります。
出版はゴールではなく、始まりです。あなたのブランドを次のステージへ押し上げるために、ぜひ出版という一歩を踏み出してください。