こんにちは、矢内綾乃です。
わたしは元々は半導体エンジニアの会社員として働いていましたが、社会人3年目の時にひとりの経営者との出会いを通じて起業を目指し、3年間のダブルワークを経て現在は経営者として法人2社を設立しています。
起業には新規開拓力、営業活動が重要になってきますが、わたしはスキル以上に人間の可能性を大切にしてきました。
経営者にとって、スタートアップや新規事業では“社員”ではなく、”一緒に経営している経営者”もしくは“ともに挑戦する仲間”と捉え、その仲間ををいかに大切にするかが重要です。
「雇用」ではなく「共創」を目指すために必要なのが、エンゲージメントとナーチャリングであり、それぞれの違いを理解しておく必要があります。
エンゲージメント(Engagement)とは
一般的な雇用されている社員においては、組織への愛着やコミットメントを指しますが、私が共に挑戦している仲間とはビジョン・ミッションを共有し、心からの共感と熱意でつながる関係性を大事にしています。
仲間同士でエンゲージメントを高めることで、一体感や結束力が高まり、困難な局面でもモチベーションを維持でき、さらにビジョン達成に向けた強い推進力が生まれます。
ナーチャリング(Nurturing)とは
一般的には人材育成や顧客育成を指しますが、私の場合、取引先の研修や商品の勉強を仲間と一緒に学び、よりよいお店作りをしていくために何が必要かを一緒に考えます。
同じ目線で学び続けることで、長期的に互いを成長させ合います。
仲間同士でナーチャリングを行うことで、組織のビジョン実現だけでなく、個人のキャリアアップや新しいチャレンジなどを後押しでき、さらに多様な視点が組織に取り込まれることでイノベーションも起きやすくなります。
エンゲージメントとナーチャリングの違い
「エンゲージメント」は、現時点でのビジョン共有やモチベーションの喚起など、比較的短絡的なことを指します。
ロールモデルの掲示・オープンなコミュニケーションなどで利用できます。
「ナーチャリング」は、将来の成長やキャリアパス、コラボレーション能力の引き上げなど、中長期的なことを指します。
主にスキル研修・ジョブローテーション・外部連携などで利用できます。
高い熱量を維持しながら、将来の成長ビジョンを共有することで、仲間同士の信頼を深めることに繋がります。
まとめ
エンゲージメントは“今”を、ナーチャリングは“未来”を強くし、ともに立ち上げる仲間づくりは、両輪をバランスよく回すことが大切です。
共にビジョンを見据え、経営者と従業員ではなく、それぞれがいち経営者という意識で互いを育成することで、強く持続的なチームが生まれます。