地上12~50kmにかけてオゾン(O3)が濃く滞留している層のことで、人体に有害な宇宙線の99%を吸収しているとされます。したがって、これが破壊されると大量の紫外線が地上に届くため、皮膚がん(skin cancer)や白内障が増加し、農作物の被害も懸念されます。従来、スプレーや冷蔵庫などの家電製品、半導体の洗浄等に使われていたフロン(chlorofluorocarbon)によってオゾン層が破壊されていることが分かったため、1985年にウィーン条約(オゾン層保護のためのウィーン条約=Vienna Convention for the Protection of the Ozone)が、1987年にモントリオール議定書(オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書=Montreal Protocol on Substances that Deplete the Ozone Layer)が採択され、特定フロンは1995年末までに全廃されました。