さらに「補語」になり得る品詞は通常「名詞」「代名詞」「形容詞」とされますが、She acted strangely.やMother is out.のような文を見ると、これらは「5文型理論」では第1文型SVと分類されますが、actは自動詞であるものの、やはり「どのようにふるまったのか」といった語が必要であると思われ、あるいはoutは副詞であるから補語ではないと見なされるものの、「Mother=outの状態にある」と考えられるので、「主格補語」と同じに見ることができてしまうわけです。そこでbe動詞と結合した場合は「形容詞」とも見られるという解釈も成り立ちますが、むしろ、従来、「修飾語」と位置付けられてきた「副詞」の中には文意上不可欠なものがあると考えられるようになってきました。こうなると、She put the book on the desk.なども第3文型SVOではなく、on the deskは文の必須要素と見るべきだとなるわけです(「the book=on the desk」、あるいは「the book is on the desk.」の状態にputしたと考えれば、第5文型SVOCにも見えてきますね)。