冠詞とは名詞の頭にくっつくもので、日本語にはない品詞なのでちょっとやっかいです。この中に数(単数か複数か)とか特定の名詞か不特定の名詞か(theが付くか付かないか)などといった情報がつまっているのですが、これは単なる名詞の付属物(形容詞の一種)などではなく、英語の論理そのものを表わしているとさえ言われています。例えば、I ate a…a….a…hot dog!とあれば、「何食べたんだっけ?えーと、こんなの1つ食べたな、何て言うんだっけ?えーと、えーと、そうだ、ホットドッグだ!」ということになります。言いたい内容がまずあって、それは1個で(数の認識、aで示される)、それから名前が特定されるというプロセスが出てきます。これがI ate the hot dog.となれば、何か特定のホットドッグということになり、それは話し手・聞き手がすぐに分かるものであるはずです。例えば、それまでの会話で「実はジェーンにホットドッグをもらったんだよ」といった内容があれば、何か不特定のホットドッグ1個を食べたのではなくて、「例の、あのホットドッグを食べたんだよ」という意味になります。