読解力アップに効果的な「図式化」とは「コンセプト化」と「視覚化」である

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 「論理の力」をアップさせるキーワードは「一言で言えばどういうことか」「端的に言えばどういうことか」ということですが、これは「コンセプト化」(conceptualization、概念化。概念=短い言葉の中にたくさんの内容が圧縮されたもの)を駆使することに他なりません。では、そのためにはどうしたらいいかというと、それは「目で見て考えるようにする」ということがコツとなります。ちょっとした問題でも頭の中で整理して考えを進めていける人は、なかなかいるものではありませんが、取りあえず何でもかんでも書いてみて、図示して整理するクセをつけると、驚くほど論理力がアップしてきます。
 実際、抽象論理の代表である数学でも、方程式をグラフで表わすと、視覚的になってイメージしやすく、理解がグッと深まることは誰でもよく経験することです。そして、こういう「視覚化」(visualization)に慣れてくると、それを頭の中でできるようになり、こうなってくると議論や面接、問題整理などに強くなってくるのです。

【例:近代化の構図】
宗教改革(the Reformation)、ルネッサンス(the Renaissance)
    ↓ 絶対主義国家(absolutism state)
      ~絶対王権(absolute prero  gative)
近代化(modernization)=合理化(rationalization)
    ↓ 近代国家(modern state)
      ~主権(sovereignty)
近代法(the modern law)、近代民主主義(the modern democracy)、近代資本主義(the modern capitalism)
    ↓ 近代市民社会(modern civil society)
      ~人権(human rights)
市民革命(people’s revolution)、産業革命(industrial revolution)
    ↓ 夜警国家(watchman state)
      ~レッセ・フェール(laissez faire、自由放任)
世界大戦(World War)、世界恐慌(Great Depression)
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