天王星トランジット(前編):天王星牡牛座時代の流行

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この記事を書いている途中に、まさに数日後の5月25日、天王星より先に土星のトランジット(魚座から牡羊座に移る)が控えていることに気づきました😓 今回は天王星トランジットの話です。ちなみに、土星は約2年半ごとにサインを移動するのですが、天王星は約7年ごとに移動しますので、一つの時代が終わって次の時代へ突入するような感覚があるかもしれません。


2018年5月から牡牛座に入っている天王星が、今年の7月に双子座入りを控えています。実際は過渡期にあって、すでに確実に現れ移り変わってきている双子座天王星の影響もビシバシと感じています。牡牛座天王星時代は最終段階、ラストスパート。この一つの時代を経て、社会はどういう風に変わってきたか、トランジット天王星が時代にもたらす変化とはどういうものかを考察してみます。



ここで「社会は」と書きましたが、天王星の意味するものは「集合的意識(collective conscious)」です。個人ではなく集団が持つ意識のことで、集団=社会と密接に繋がっています。具体的にどんな感じのことを表すかというと、特に天王星は「最新」のことを意味するので、「社会のモード」とか「流行」が思い浮かびます。


どの天体も移動してすぐは逆行の関係で前のサインを出入りするのですが、それを含め、天王星は一つのサインに約7年ほど留まります。流行とか社会のモードはだいたい7年くらいで移り変わっている感じはないでしょうか。皆の意識、流行が天王星がインしているサイン的なことに向かっていったり、そこにフォーカスされすぎるあまり歪になったり、そのサインの意味することにおいて澱んでいたり滞っていることが改革(多くはテクノロジーを通して)、ブレイクスルーされ、新しい定義、新しい形になったりするのだと思います。


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Unser kosmisches Leben (2012/13)
Painting by Norbert Schwontkowski




天王星牡牛座時代の変化と流行を読む



ここ数年の間で目覚ましい変化を遂げて新しい形になったことといえば、電子マネーや仮想通貨、投資の普及などが思い当たります。サブスクや投げ銭、有料コンテンツなど、インターネット上の課金、拝金主義も数年前より格段と一般的になりました。10年くらい前のことを考えると、例えばYouTubeでも今のように収益化という目的よりも、今までなかった個人を表立たせるツールとしての「ユーチューバー」ということ自体に注目が集まっていた気がします。それはまさに、前のサインである牡羊座的でした。

こうした変化は牡牛座というサインと繋がりの深い「お金」の部分が関係しています。拝金主義というと言い方が悪いのですが、これまで難しかった新しい収入源という意味でのブレイクスルーではあったかと思います。これまでの社会の枠組みからは考えられなかったような新しいアイデアを天王星が提供するのです。


天王星の改革は段階的に徐々に起こるのではなく、「突然の変化」という意味があるため、雷のような、晴天の霹靂のような何かしらの出来事をきっかけとして突如として起こるイメージです。牡牛座の意味するお金、経済に関することが、あるポイントで突然変化してモードが変わっていく、そのきっかけの一つがコロナ禍やウクライナ情勢を経た物価高と関係しているのかもしれません。

しかし、これらの社会情勢は事故のようなものではなく、誘導されて起こっていると思います。あらかじめゴールや目的が決められていることも、まさしく未来志向の天王星が意味するところ。先に論理的に組み立てた青写真が用意され、そのゴールである理屈からスタートするようなところがあるのです。

ここ数年、お金のことで奔走しなければならないような苦しい状況を多くの人が共有していていますが、これは皆が同時に経験していることで、牡牛座天王星時代は何かとお金に焦点が当たる時代のモードだと言えるのかもしれません。


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お金以外のことでは、例えばメディアでグルメ系番組や大食いユーチューバーが席巻し(個人的に大食い系は倫理面で好きではありませんが…)、大食いなのに痩せているとか(牡牛座は金星がルーラーなので美意識が高く、見た目にこだわります)、「ASMR」という言葉を含めて咀嚼音が流行るなど、五感を刺激するものが好まれるようになりました。天王星が双子座に入ると、これらのグルメコンテンツに段々とお腹いっぱいになり、食傷気味になってくるかもしれません。

牡牛座的な感じで優しいものが好まれる、いじりみたいなものや人を傷つけるものじゃなく、優しい方が好まれるようになったのは良い傾向で、続いてほしいなと思いますが。過去のいじめじみたお笑いが問題視されるようにもなっていますよね。これは冥王星が水瓶座の時代に入っているので、人権問題など水瓶座が管轄する分野がコントローリングなパワー(冥王星)を握っていることも大きいです。


インスタなどの写真を例にとってみると、「セルフィー」(牡羊座的)が流行っていた時代から、物質的なものや風景などの「インスタ映え」(牡牛座的)の時代に変わりました。自分!的なものから、きれいに見える、心地よいものへ大衆の意識が向いていきました。

ただ、天王星/水瓶座には「なんか変」というキーワードがあります。既存の枠組みや価値観から考えると斬新すぎて変だったり、これは地球のもの、自然のものじゃないなという宇宙人的な違和感があったり。行きすぎた部分では、過剰な加工が当たり前になり、それがラッセンの絵のように彩度やコントラストを上げすぎた風景写真の流行、二次元のような大きすぎる目や尖りすぎた顎が美しいと思い加工する美意識と繋がっているのかもしれません。音楽界隈でも、ギタリストなどの過剰編集したフェイクプレイ動画が広まっていたりします。そういうことを可能にするテクノロジー(天王星)があるのです。人間業では不可能な、不自然なほどクリアにしたものが好まれているなあと思います。


例えば、コロナ禍が始まったのは土星が水瓶座に入ってすぐの頃で、水瓶座から出て行った頃に終わりました。つまり、土星が水瓶座にいる間中コロナ禍だったわけですが、その間に社会規範(土星)となったニューノーマルは、新しいオルタナティヴな選択肢が広がる一方で、行き過ぎた部分では超変な様相も多々あり、近未来ディストピアを思わせました。ソーシャルディスタンスなんかもまさに土星水瓶座的で、人間同士の感情渦巻く生々しい距離感を好まないディタッチト(detached)な水瓶座らしい社会で、良い部分もある一方で、アクリルボードで仕切られまくったレストランなど、やはり行き過ぎると変です。

なんか変だな・・・いや、よくよく見ると超変だよ!というようなこと。これは自然の状況じゃないなという、そういうものを表します。これは天王星を暴く上で、冗談抜きで大事なポイントなのです。



インスタ映えに話を戻すと、そこには牡牛座の綺麗なものにだけ目を向けていたい穏やかで牧歌的な世界観が影響しているように感じます。ただ、見た目が美しく見える=映える写真が目的になることによって、何か心が深く動かされたりした瞬間の、その思いや愛着を写真に残す、あるいは写真を見てそれを感じるような部分は薄れていきます。可愛い物に囲まれ、色鮮やかに綺麗に切り取られた写真は増えましたが、インスタ映えの世界では、何か思いを感じ取るような、美しい、穏やかなだけじゃない感情で心が揺さぶられるような写真はそういえば長らく見ていなかった気がします。



では、長くなったので、続きは後編で。コスパ(牡牛座)の時代💰からタイパ(双子座)の時代⏰へと移っていきます。
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