先日ある方のご相談内容が「フリーランス・個人事業主の営業方法はどうすれば良いのか?」というご相談でした。
即効性がある方法ではありませんので、常日頃の準備や危機管理があってこそ、フリーランスや個人事業主でも営業する方法はありますので、お伝えしたいと思います。
まず大前提として少ない顧客とだけ取引してはイケない
そもそも論で申し訳ないのですが、フリーランス・個人事業主の方で売上が減少したどうしよう?と思う瞬間の半分以上は上得意先との契約が終了した時です。
今回ご相談いただいた方も条件などが良かったこともあり、ほぼ一社のお仕事だけで一年以上売上を作っていたそうです。
契約が続いている間はそれで良いんですが、契約を終了された時点で先の見込みが立たなくなります。
まずはこの状態を作り出さないことが大切です。
人間は安心すると先の危機について考えません。
これで当分売上に困ることがない、と思っただけで現状満足になり先のことは考えません。
よって、常に複数の顧客と継続的な取引を行うことが重要です。
複数の取引先があれば、1つの取引先との契約が終了しても売上がゼロになる心配はありませんし、継続した取引先へ営業することで売上を補填することも容易です。
まずは人脈を絶やさないこと
フリーランスや個人事業主に限らず1番効率が良い営業方法は、知り合いからの紹介です。
営業コスト実質ゼロですから、こんなに効率的な営業方法はありません。
そのためには、人脈を絶やさないことが必要です。具体的には連絡を定期的に取る仕組みを作ることです。
・過去に名刺交換した人
・過去にお仕事をした人
・過去に取引があった担当者
・問合せをもらったことがある人
要するに、過去に接触があった人に定期的な連絡をしているのか?
これが人脈を絶やさないということです。
昔はこの役目を年賀状、暑中見舞いなどで代用していましたが、それをSNSなどを駆使して一斉送信すれば何らかの反響があるハズです。
そうやって、情報発信する習慣、仕組みを作っておけば、送信した本人ではないかもしれませんが、他の人を紹介してくれるかもしれません。
そうすれば、人脈を絶やさない+新規の人脈を作ることにもなりますので、過去に接触のあった人とのご縁は大切にしなければいけません。
常に情報発信しておくこと
ブログでもSNSでも何でも構わないので、仕事が手一杯の時でも情報発信を継続することが大切です。
「仕事くれくれ」みたいな情報発信は意味が無いです。
できれば、読み手にとって有益な情報を発信することが大切です。
「最近仕事でこんなことを知った」
「こんなことができるようになった」
「〇〇を試したらとても便利だった」
こんな単純なことで良いので読み手にも有益な情報を発信することで、読み手の中には、そのことに興味を持つ人、始めて知った人、教えてほしいと思った人から返事が届いたり、連絡があったりするものです。
もし、その時に仕事がいっぱいで手が回らなくてもいつ頃ならできそうだ、とか自分は無理だけどできる人を紹介する、などの対応をしていると、本当にあなたが困った時に助け舟を出してくれる人が現れます。
世の中は、そうやって助け合いで成り立っているのですから。
別の収入源を作っておく
先程の情報発信をやりながら、そこからほったらかしで収入を得る仕組みを作っておくのも効果的です。
1番手っ取り早いのが情報発信をブログやSNSで行ってアフィリエイトをするだけでもやらないよりマシです。
アフィリエイトなんて儲からないと思うのであれば、あなた自身が商品やサービスを作って、自分のブログで販売するのもありですし、ASPを経由してアフィリエイターに売ってもらっても良いと思います。
それはフリーランスや個人事業主の営業とは違う、と言われればその通りですが、冒頭でも書いた通りフリーランスや個人事業主の営業は即効性がないのです。
だから、仕事を獲得するまでに時間が必要です。
その時間を稼ぐためには、別の収入源を持っていれば次の仕事を獲得するまでの経済的な余裕、つまり時間を稼ぐことができます。
毎月数千円でも数万円でも特に手間をかけずに得られるのであれば、やらない理由がありませんよね。
そうやって、時間を稼いでいる間に人脈や情報発信を行って営業するのがフリーランスや個人事業主の戦い方だと思います。
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