心を守るためには「共感」しすぎない

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私たちには他者の喜びや苦しみに同調し、共に感情を分かち合う共感能力と呼ばれる力があります。
「共感」とは、他人の気持ちや感じ方に自分を同調させる資質や力を意味し、他人の感情や経験を「あたかも自分自身のこと」として考え感じ理解し、それと同調したり共有したりする事とされています。

実は共感能力は人間だけに特別に備わった感覚ではなく、ゾウは仲間の気持ちに寄り添うことがあるとされ、他にも水族館のイルカが他のイルカとショーの練習をする姿も見られています。
何かを共感することは、生き物全てが多かれ少なかれ持っているのかも知れません。

しかしながら、良いものばかりではなく共有したくないものまで共感してしまうのが人間のやっかいなところで「共感」と言えば聞こえは良いですが、言い換えれば「憑依体質」とも言えるのです。

それは時として他者の苦しみに巻き込まれ、苦悩の連鎖を引き起こす危険性も秘めています。


自分が感じたものを訴えかける力の強いアーティストは共感力が強く、また観察する事に長けたアートを好む人もまた共感力に秀でています。
あなたもこれまで、名画や名作、名曲で心を震わせたなら共感力の強い人ですから負の共感をしないように気をつけてください。

自分が共感してしまったネガティブな感情や痛みを自分自身でケアができる人であれば問題ありませんが、共感能力に秀でた人が「共感」の餌食となると、他人からの執拗な支配要求に苦しむことも考えられます。


わかりやすいところでは熟年夫婦の問題です、夫の定年退職をきっかけに妻が鬱状態に陥るケースは少なくなのだとか。
これは単に物理的な家事の増加等が原因ではなく、夫のエネルギーに対する無意識的な同調を求められた結果も考えられるでしょう。

また「所有」に関する願望が強い人と一緒に暮らすと、人間関係においても相手に依存し、所有することを欲することも懸念されます。

結果「モラハラ」な世界へ引きずり込まれることに...


人の渇望や苦しみに同調し、共に沈み込むことは決してその人を救う事ではないということを心に留めておいてください。
大切なのは共感能力を使い、常にポジティブなエネルギーに同調することです。
もし他人を救いたい気持ちがあるのであれば、その人の全てに共感するのではなく悩み迷う人の波長を引き上げる事を考えましょう。



※語彙力なく申し訳ありません。
※このブログはMorumoが個人的に解釈していることを書いています。
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