2025/5/16
アメリカ英語での改訂版はインド人向けイギリス英語+インドの慣用的な句読点用法や表現の修正の他、東洋思想を知らないアルゼンチンのカトリックの方に編集を頼んで西洋人向け仕様にしたのですが、五万語ちょっとの本に九千箇所近くの修正が入った労作(編集版)です。
アマゾン広告での無料キャンペーンとか実施したせいか最近ポツポツと売り上げあります。
内なる導きによりネットで検索して「Kirkus Reviews」という、アメリカで90年以上書評を発表している会社に依頼しました。この会社は毎年一万冊を超える書評をしている知る人ぞ知るの書評専門社のようで、有名作家の新刊には自発的に書評を発表しますが、それ以外の書評は著者(出版社)からの有料依頼で書評をくれます。書評料金は250語書評でUSD450(約6万5千円)、500語でUSD599(約8万6千円)となっております。
この会社が有名なのは実にしばしば辛辣とも言える酷評を出すことです。250語書評を依頼したのにたった2行の著者の心を折る書評を送ってきた例があるとか、、、。それ故に出版社や図書館など出版関係から一般読者に至るまで書評に高い信用を得ている会社のようです。ホームページによるとEメールニュースレターのサブスク登録者が5万5千以上なのだとか。
従って、依頼者はもらった書評を公開するか否かの選択肢を持ちますが、書評の内容にクレーム出来ないルールとなっています。内なる導きで500語書評を注文して、内容に関わらず公開することになっていたので、書評が送られて来るのを半分怖いもの見たさで待っておりました。そして、2か月間の期限ぎりぎりで書評が送られてきました。
書評の和訳は下記の通りです。ここではリンクを貼れないので英語全文も掲載しますが、興味のない方は無視してください。期待を上回る書評をもらえたので、この本に関する自分の仕事は区切りがついた気がします。来年には日本語版の改訂版をアマゾンKDPから出しますが、とりあえず、第1話で書いた内なる導きによるミッションは成功裏に果たしたと思います。まだテルグ語版もあるし、2冊目(こちらが採算度外視できない本となります)もあるし、仕事は続きますけれども、、、。
「荒木の強烈な自叙伝の中で、男の精神的探求は超能力を生み出し、悪魔的であり神的でもある超人的なガイドとの危険な接触をもたらす。
引退した制御システムエンジニアである著者は、母国である日本、アメリカ、カナダを巡る数年にわたるスピリチュアルな旅を回想している。彼が語るエ
ピソードには、不可解な「快感現象」(3日間にわたる「性的絶頂をはるかに超える快感」に例えられる)や、按手による治癒能力、心で天気を変えたり
渋滞を引き起こしたりする能力など、超能力の開発などが含まれる。荒木はさまざまなニューエイジ療法を学び、カナダでマッサージと催眠療法を始め、
神智学グループに参加し、"すべてを創造した全能の神 "と主張するサイ・ババというインドの教祖からテレパシーで思念を受け取るようになった。(サイ・
ババは、著者にベンという名の木こりを紹介することでこれを証明したが、彼はイエス・キリストであることが判明した)。不幸なことに、荒木の超常的
な業績は彼のエゴを膨らませ、障害を持つ妻を裏切り浮気させるよう誘惑する女性たちを惹きつけ、2004年に「正気の崩壊」につながる緊張を引き起こした。
著者は "魑魅魍魎(ちみもうりょう)"の声を聞くようになり、時には昆虫に化けて "すべての力を奪う "と脅した。一方、サイ・ババの声は、彼の妻が彼の正気を疑うような浄化の儀式(お香を焚いたり、アパートの電池をすべて切ったりすることを含む)を行うよう彼に命じていた。サイババが最後に明かした
この(おそらく皮肉な)すべての意味は、荒木に妻をよりよく扱うことを教えるためだった。後の章では、著者がサイ・ババの指導の下、日本で素晴らし
いエンジニアの仕事に就いたこと、サイ・ババの食事ガイドラインに従わなかったことに起因する健康問題、定年退職後にインドの孤児院で障害児を支援
する活動などを取り上げている。
荒木の語りは、東洋哲学、ニューエイジの懐疑論、神秘体験がごちゃまぜになったもので、傲慢から謙虚さ、悟りへと向かう苦闘が描かれている。特に、
著者が頭の中で発する不協和音とのやりとりは、時々ついていけない。話しているのが悪霊なのか、サイババなのか、高次元の別のマスターなのか、サイ
ババが他の存在に化けているのか、単なる幻聴なのか、よくわからない。苛立ったサイババが、荒木の意識に単刀直入な教訓をメガホンで叩き込むような
例を除けば、対話と反芻の背後にある意味もまた、突き止めるのが難しい。著者は、宗教的歓喜の無感覚で大洋のような感覚を、光り輝く叙情的な散文で
伝えている:「サイババに)祈りを捧げ終わるとすぐに、天から透明で柔らかくエネルギッシュな何かが私を包み込み、まるでスポットライトを浴びたス
テージの上にいるような気がした。体が温かくなり、心が幸福感で溢れました」(荒木は、自分の心理的な亀裂を記すときは、より暗く熱っぽいトーンで書いている) 著者は、不安な動揺と、それを克服した至福感の両方を最高の状態でとらえている。
魂の闇への旅、そして復活の旅。」
"A man’s spiritual quest yields psychic powers and fraught contacts with superhuman guides both demonic and divine in Araki’s intense autobiography.
The author, a retired control systems engineer, recaps a years-long spiritual journey through his native Japan, the United States, and Canada that was by turns strange, frightening, and exalted. The episodes he describes include an inexplicable “pleasant phenomenon” (likened to a three-day long “feeling of pleasure far exceeding sexual climax”) and his
development of psychic powers, including the ability to heal by laying on hands and to change the weather and cause traffic jams with his mind. Araki studied a wide variety of New-Age therapies, started a massage and hypnosis practice in Canada, joined a Theosophical group, and began telepathically receiving thoughts from an Indian guru called Sai Baba, who claimed to be “the Almighty God who created everything.” (Sai Baba proved this by introducing the author to a lumberjack named Ben, who turned out to be Jesus Christ.) Unfortunately, Araki’s paranormal accomplishments swelled his ego and attracted women who tempted him to cheat on his disabled wife, thus causing tensions that led to a “collapse of sanity” in 2004. The author began hearing voices of “evil spirits of the mountains and rivers”—sometimes embodied in insects—that threatened to “take away all [his] powers.” Meanwhile, Sai Baba’s voice was ordering him to perform purification rituals (including burning incense and disconnecting all the batteries in his apartment) that made his wife
question his sanity. The (perhaps ironic) point of all this, Sai Baba finally revealed, was to teach Araki to treat his wife better. Later chapters cover the author’s landing of a great engineering job in Japan with Sai Baba’s guidance, health problems stemming from his failure to follow Sai Baba’s dietary guidelines, and his post-retirement activities helping
disabled children at an Indian orphanage.
Araki’s narrative is a jumble of Eastern philosophy, New-Age nostrums, and mystical experiences that chart a struggle to move from hubris to humility and enlightenment. It’s sometimes hard to follow, especially in the author’s interactions with the cacophony of voices in his head; it’s often not clear whether the entity speaking is an evil spirit, or Sai Baba, or a different Master from a higher plane, or Sai Baba masquerading as some other entity, or just an auditory delusion. The meanings behind the dialogues and ruminations are also hard to pin down, aside from the instances in which the exasperated Sai Baba simply megaphones blunt lessons into Araki’s consciousness. The author conveys the numinous,
oceanic feeling of religious rapture in glowing, lyrical prose: “As soon as I finished praying [to Sai Baba], something clear, soft and energetic enveloped me from the heavens and I felt as if I was on stage in the spotlight. My body felt warm and my heart overflowed with happiness.” (Araki writes in a darker, feverish register when chronicling his psychological
crackup.) At his best, the author captures both his anxious turmoil and his bliss at overcoming it.
A muddled but sometimes-gripping story of a soul’s trek into darkness and back again." -Kirkus Reviews
2025/5/30
文芸社より書籍版出版契約期間満了時の在庫はアマゾンなどからの返本がやはりあったようで143冊でした。そのうちの良品在庫、着払いでの著者返本対象は102冊でした。まもなく送られてくるはずです。(5月31日に受領しました。文庫本でも102冊あると重い!)
第1話で紙の本は100冊出すように内なる導きがありましたが、書店流通するために必要だとされて、200冊(+流通に必要な30冊)の契約となりましたが、結果として約100冊が返本されることになります。出版前は100冊売れて100冊返本と目算を建てていましたが、実際には50冊弱売れて、41冊は流通の際に状態が悪くなって廃棄、7冊前後はオンライン書店の在庫、102冊の返本となりました。
経緯は異なりますが、最終的には100冊印刷で丁度良かったことになります。(100冊売れるとは言われてなかったのでした。笑)神様の掌の中で広告などに手を出して踊っていたような気がしますが、結果は予定調和だったようです。個人的には踊る過程で色々と2冊目のための知見やコネを貯めることが出来たので必要なプロセスを踏ませてもらったと感謝しています。
他の方の文芸社からの自費出版についての同様なブログには。文芸社と交渉して150冊印刷で契約された方がおられたので、予めてそのブログを読んでいれば私も150冊に交渉していたかも知れません。
電子版ダウンロード数とKindle Unlimtedのページビュー数は3月末までのデータとなります。DL2件 PV数 1415ページ で2月末と同じでした。DLは手元の集計で5月に1冊売れて現状累計6件です。
テルグ語版は2025年8月頃にPOD出版したいと翻訳を担当してくれたボランティアの方にお伝えしていますが、凄く多忙な方なので出版時期は未定です。
6月以降文芸社からの返本をアマゾンでセラー登録して中古本として売りに出してセラーとしてのアマゾン広告ができるかトライしようと思っています。(著者としての広告は日本ではまだできないので、、、)セラーとしてのアマゾン登録にはココナラでサポートを頼む可能性があります。
と、いうわけでこのブログも月一の更新は今回で区切りとしたいと思います。
執筆開始から書籍版出版契約満了までの約2年半の間、何も知らない素人の状態からここまで走ってきました。
日本語版では好評のフィードバックをくれた方は、家内の両親とサイババ様団体内の知己の帰依者、長い間仕事の付き合いがある読書家の方々でした。基本帰依者か私と深いかかわりがある人以外には、宗教アレルギーを持つ日本では理解に難しいというか生理的に拒否されるであろう本であったと思います。それはそれでやってみないと判らない知見ですので、この結果には個人的には満足しています。楽しい旅でした、てか、この旅はまだ続きます。次は著者と面識がなくてかつ、アメリカ英語版を実際に読んだ方のフィードバックがあると嬉しいです。
ここまで読んでくださった方にサイババ様の恩寵がもたらされることをお祈りしております。今後は不定期更新となります。
今後の予定
少額予算広告(外国語版アマゾン広告のみ)
現在第2作を執筆中 紙芝居・戯曲形式の入門哲学書予定(特定宗教に偏らないで世界の若い方を対象しています)戯曲部分を校正・編集依頼予定(2025年6月頃になります)但し出版はさらに時間を要するようです。(イラスト部分他)
#自費出版#出版顛末記#翻訳版作成記