技術仕様書以外書けない人がココナラ頼りでゼロからの自費出版顛末記?(15)

技術仕様書以外書けない人がココナラ頼りでゼロからの自費出版顛末記?(15)

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コラム
半年ぶりの更新となりました。
今回は文芸社版の著者返本をアマゾンで出品して出品者として広告を出そうと決めて、半年間アマゾンのセラー(出品)サーバーとKDP(個人出版)サーバー、広告サーバー間にまたがる設定操作の癖というか判りにくい仕様と苦闘した記録となります。


2025/6/12
102冊の返本をアマゾンで中古本として売ることには事前に文芸社著者サービスセンター様から問題ないことを確認して、出品サーバーにアカウントを作りました。自宅から逐一注文を受けた本を発送する手間は難しいのでFBAという名のアマゾンに保管・発送・返品処理を委託(有料)する設定としました。

2025/6/24
あっ、という間に手続きは終わり、無事に中古本としてアマゾンで販売が始まりましたが、そこで間違いに気が付きました。なんと私の名前から住所まで全部丸見え状態になっていました。アマゾンが一括して取り扱うので個人情報は洩れないだろうとネットのサーチで確認していたのですが、勘違いがありました。あわててヴァーチャルオフィスと契約して、住所、電話番号を確保するとともにメルアドを作りました。

ヴァーチャルオフィスの年間契約費用約10万円とアマゾンでの保管・発送手数料(販売額より高くなります。1冊売れる毎約400円、売れなくても保管料として文庫本102冊で月額6000円弱がかかります)が広告費用に上乗せになります。ヴァーチャルオフィス費用以外は想定内でGoogle広告費用に比べれば年間総額では相当格安になります。

2025/6/25
早速、出品者として広告を出稿しようと設定しましたが、拒否されました。
アマゾンに問い合わせた回答は:

>Amazon Advertisingサポートにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
>お問い合わせいただきました商品ASIN:4286253880の広告出稿の件についてご案内いたします。下記をご確認頂きます様よろしくお願いいたします。
>誠に申し訳ございませんが、対象のSKU(BY-KW6D-XUB3)は商品カテゴリーの制限により、現在広告出稿ができない状態となっております。

中略

>今後ともAmazon Adsをよろしくお願いいたします。

ここから5カ月にわたるアマゾンのカスタマーサポートとの何度もにわたるアマゾンに広告を出すための苦行が始まりました。

何度もやり取りを続けた後に、本の出品者として広告を出すためにサポートは「お奨め商品」になること、アマゾンのサーバーのエラーメッセージからはカテゴリーが「中古本」では不可で「コレクター商品」とする必要があるとのこと。

2025/8/25
やむなく一度送った自著を返本してもらい、改めて「コレクター商品」としてアマゾンに送りました。その際にコレクター商品らしくするするために透明カバーと透明ラッピングを付け加えて7月に改めて販売を開始しました。

さて、これで広告を!と再挑戦をしましたが、アマゾンの広告サーバーはまた拒否しました。(溜息)

2025/9/15
販売価格は「お奨め商品」になるために100円!一冊売れることに約300円の赤字ですが、本を図書館に送る費用も考えるとこんなもんかなと考えることにしました。

それでも広告はできませんでした。遂に、英語チャットで色々とやり取りを始めた結果:

「日本においては本の広告はKDPから出版するか、出版社でないと不可」
という仕様であることが判りました。
「アマゾンの今までのサポートの返答をみるとその周知は出品者だけではなく、アマゾンの日本語サポート担当にもなされていないのは何故か?」

と、クレームをしたら翌日にアマゾン広告サーバーにて本の広告についての注意書きが追加されていました。今後の自著広告を目指す方々の助けにはなったかもしれないと、自分を慰めました。

2025/10/16
閃きがありました。
KDPで改めて「大暴走」を出版してそのページには文芸社の本に誘導を入れれば、文芸社版のアマゾン広告が出せる!と

本来は2026年に改訂版をKDPで出す予定でしたが、現行の内容で、横書きの仕様でのKDP出版をしました。KDP出版は既に慣れていたのですが、表紙だけがうまく作れませんでした。翻訳版と同じ体裁で日本語に直したのですが、フォントの選択やサイズ、配置ほかが、非才故にきれいに纏まりませんでした。

そこで久方ぶりに(オイ)、ココナラに頼ることになりました。このブログの本来の意義に合う行動が出来たのです。(笑)

お願いしたのは納品が早いことを売りにしている「とも」さんで見積もり依頼翌々日には3回の手直しを得て納品完了をしてくれました。大変助かりました。


表紙.png

2025/10/24
「さて今度こそ」と、ばかりにアマゾン広告を設定しようとしたができません。(涙)

また何度もカスタマーサポートとやり取りしましたが、KDPサーバーから自著の紐付けをした状態で広告サーバーに飛ばなければいけないのですがエラーが出て飛ばないのです。

KDPサーバーは広告サーバーの問題だとしてたらいまわし、広告サーバーはKDPサーバーの問題だとしてたらいまわし、、、が続き一方的にケースを終了扱いにしてきました。

フィードバックに最低評価を付けて、自分の観察でこれは日本の広告サーバー特有の問題と判断して(テストとしてアメリカ広告サーバーでは同じ本の広告が出来ましたので)、広告サーバーのカスタマーサポートに過去の履歴の参照を付けて(色々なエラーメッセージを添付してあります)自分の観察も報告して、標準のQ&Aリンクを参照した回答でケースクローズされて逃げられないようにYES/NOで回答せざる負えない質問を英語で出しました。

その後アマゾンからは
「問題を解決するべく努力する」
という返答が1週間に1回以上の頻度でメールを貰っていました。

2025/11/27
問題解決のメールは来ていませんでしたが、KDPサーバーから自著の紐付けをした状態で広告サーバーに飛べるかどうか試験していたら、突然飛べました。
無題.png

そして無事にKDP版の広告を出せました。
そして、何故か出品アカウントからの広告(文芸社版の本の広告)も可能になっておりました。さっさと実績(後で修正されないようにと、既成事実)を作るべく、KDP著者としてでなく、出品者としての広告も出しました!

確証はありませんが、この問題を解決する過程で出品アカウントからの本の広告も可能な仕様になったようです。

かくして去年の秋から文芸社著者サービスセンターと共に挑戦したアマゾン広告プロジェクトは1年強の努力というか苦闘により完了できました。 

達成感よりも疲労感が残りますが、
「自費出版を志す方々に広告が出せる環境を整えたのではないか」
と、思います。

2025/11/28
半年ぶりに文芸社著者サービスセンター様に連絡をとり、電子版のこの半年間の売り上げを確認しましたが、半年間でDL,PVとも増えていないとの回答でした。ERESAでは10月に1件DLがあったようですが、手元の集計が8月末までのとのことで数には入っていないようです。

因みに期間限定で電子版が99円で販売されており、私が出している新品同様コレクター100円と共に翻訳版の電子版の価格と同水準となっております。誰か買ってくれると嬉しいですが、、、。

自分で出品した本は4冊売れておりますが、知人が購入して配ってくれたようです。FBAでアマゾンが扱っている商品の場合、売れた場合は届け先の都道府県までは判る仕様となっておりました。


今まで売り上げ数の把握が可能となっていたERESAが11月30日付で無料サービスの終了となります。こちらも出品者となったことと、KDP出版をしたことにより把握は直接的に可能なったので絶妙なタイミングでの無料サービス終了となりました。広告設定が出来たところで「大暴走」出版にかかるプロジェクトの大半が終了したという事でしょう。

2冊目頑張らないと...。


今後の予定
テルグ語版はアマゾンからは出せないのでインドの出版・印刷会社から2026年3月までに出せる見込みとなりました。

現在第2作を執筆中 紙芝居・戯曲形式の入門哲学書予定(特定宗教に偏らないで世界の若い方を対象しています、一応4か国語同時出版のつもりで、海外版については複数の自費出版を扱う出版社と連絡を始めています)
ココナラにて戯曲部分を校正・編集依頼予定(2026年になります)但し出版はさらに時間を要するようです。(イラスト部分他)

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