ここ最近ChatGPTに様々なプラグインが導入されてきました。
その中でも、一番興味深いものとして挙げられるのが、ウェブブラウジング機能です。
このプラグインが、まさに今まで筆者が求め続けていた最強のパーツになろうかという状態です。
そこで今回は今回新しくChatGPTに導入されたこのウェブブラウジング機能について、どんなことができるのか、また実際に使ってみた感想なんかをお伝えしていきますね!
ChatGPTといえば、おそらく地球上でもっとも有名になっているAIであることは承知の事実だと思われます。
現に、昨今の書店でのこれに関連する書籍の増加具合からそれがよそうできます。
筆者がAI業務に携わり始めたころは、そのような書籍は全くなく、あったとしても書店の片隅にある程度でした。
それが最近はどうでしょう?
つい先日ふらっと立ち寄った某〇ュンク堂では、もはやドカンとそのコーナーが作られており、注目度が上がってきていることを実感できます。
とはいえ、確かに文章作る点においては相当な実力を備えているこのChatGPTではありますが、最大の弱点として挙げられているのがそのデータの古さです。
ChatGPTが学習しているデータは、2021年の7月(だったはず)までのものとなっています。
つまり、リアルタイムの情報は取ってくることができないのです。
また、そのデータの信ぴょう性に関しても、かなり疑わしい問題となっており、正しさが求められるような情報を信じるのには非常に危険ではありました。
そんな状況下ではありつつも、そもそものツールとしての有用性が非常に高いころから、世間的にも認知度が広がってきたわけです。
で。
つい最近の出来事。
ChatGPTにどんどんと新しいプラグインが増え始めている今、なんと急にウェブブラウジング機能が搭載されているプラグインが導入されることになりました。
これはまたえらいこっちゃ。
これはマイクロソフトが今現在使っているBingのシステムを利用し、インターネットを検索して情報を集めてくることができるようになるというシステムです。
だから例えば、日本の今日の天気予報は?と聞くと、それを答えてくれるようになったのです。
こんな感じにですね。
この質問は2023年6月7日の日本の天気予報をChatGPTに聞いているところです。
今までの彼(ChatGPT)であれば、答えられるわけのない情報ですが、ウェブブラウジング機能を搭載しているChatGPTであればこのように回答をしてきます。
ちゃんと回答してくれているようですね。
とはいえ、本当にこれが正しいのか念のため確認が必要です。
そこで、この返答をよく見ると、右下に数字の1と書かれたところがあると思います。
実はこれ、URLリンクがここにくっついているのです。
今までのChatGPTではこのような機能はついていませんでした。
それではこれをクリックします。
すると、そのURL先はtenki.jpのサイトにつながっていました。
もちろん、そこには今日の天気予報が載っております。
なんと便利なことでしょう。
そして情報の精度はもちろん完璧です。
何しろここのサイトから情報を取得しているようですから当たり前ですよね!
このように、ChatGPTにウェブブラウジング機能を搭載されたことで、さらに便利なツールになっていったといえます。
とはいえ、まだこのプラグインは導入されたばかりです。
また、ChatGPT-4(有料版)のみでしか使うことができないので、その辺は留意する必要があります。
それと筆者がさんざん使い倒している中で分かったことは、複雑な質問文はバグったりなんだったりでなかなかまともな返答をよこさない。
つまり、まだまだ未成熟の機能であるともいえます。
まぁそもそもとして、ベータ版としての導入ですからそりゃそうですよねって話です。
けれど、もし仮にこれの精度がどんどん上がっていったとき、自身が考えているだいぶエグイプロンプトが、どえらいことになるかもしれません。
そう考えると、今から楽しみでありますね。
ということで、今回の記事をまとめると。
■ChatGPTにウェブブラウジング機能が搭載された
■最新の情報を取得することができる
■ベータ版なので動作は不安定
です。
今後のブログ記事では、このウェブブラウジング機能を色々いじった実験結果なんかも載せていこうと思いますのでお楽しみに!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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