最近、アマゾンプライムで、アメリカの連続殺人から生還した方々のドキュメンタリーを観ています。
いくつかの話がありますので、何というか、あまり良くない意味ですけど
「さすが、アメリカだな」という感じの、もの凄い殺人の数々で辟易するんですけれど。。。(笑)
1997年頃に起きた事件の話を観ていたとき
字幕と会話が全く違うな、と思ったんです。
刑事さんは
"Baskin & Robbins" と言ったのですが
字幕では「サーティーワン」となっていました。
これは事件が起きた場所でした。
カタカナは面白いことに、記号のような役割もあるようで。。。
サーティーワンと言ったら、誰もが知っているアイスクリーム屋さんですね。
Thirty One ではわからない。。。ですね。
まあ、31種類の味があるから「サーティーワン」のようですけれど
アメリカでは Baskin-Robbins という名前のようです。
私もそのように習いましたけど
翻訳なさる方々は、その英語を今の時代や、日本人にとっての認識に合わせて翻訳するので、サーティーワン、と訳したんでしょうね。
バスキン アンド ロビンズ では、全く何のことやらわかりません。
更に映画の翻訳となると、上映時には今どきの言葉を使うけれど
DVDになると、その先何年か経って死語になる可能性もあるので
一般的な言い方に直す、という話を聞いたこともあります。
私は映画の字幕と、セリフを比べるのが結構好きで。。。(笑)
翻訳者というのは、本当に難しい仕事だな、と思います。
セリフの主語と日本語の主語が、逆になっている場合もあります。
例えば、英語の主語が「夫」だったとしても
字幕の主語は「妻」になっており
妻側から見た言い方で、同じ意味を表していたりします。
セリフですから、主語と書きましたけれど
どちらから見た言い方なのか、という中身の話です。
字幕の場合は文字数も決まっていますので
そのような構成にして、本来の意味を損なわず
枠に収めるようにするんでしょうね。
で、その Baskin & Robbins ですが。。。
これは字幕を見なくとも、名前を調べなくとも
画面におなじみの "31" と書かれた店の映像が出ていましたので
「へぇ~、本場ではサーティーワンじゃないんだ」
と思った次第です。
ただ、30年近く昔の映像ですから、古い感じはありましたけど。。。
もしや、その時にはまだ生まれていない方がおられるかもしれませんね。
字幕を見ながら、実際のセリフではなんと言っているか
と考えながら映画や動画を観るのも面白いですよ。
知らなかった単語や言い回しを見つけたりすることもできます。