ちょっと切ない話

記事
コラム
仕事の関係上、帰りが遅く、いつも24時ごろに帰宅する。
おなかが減っているせいもあり、時々、近所のコンビニへ立ち寄る。


その日は、小雨が降っていた。


折りたたみ傘を、たたみ終えて、傘立てへ刺さずに横へ置いた。
店内に入り、買い物を済ませる。

店の外へ出て、傘を取ろうと傘立てへ手を伸ばすと、
視界に年配の女性が立っている。


小雨は降り続いている。


傘を取り、二歩、三歩、店から離れて、自宅へ向かう。
年配の女性を気にしないようにしていたが、一瞬振り向いて視界に入れる。

その年配の女性は、60代くらいであろうか、小柄で、
両手に大きさの違う、そこそこ大きい紙袋を持っている。
決して汚れた服装ではなく、見た目は至って普通の女性だ。
そして、傘は持っていない。


なんとか雨宿りできる、コンビニの狭い軒下に立っている。


なんだか、悲し気な表情に見えた。

なぜ、こんな時間に、年配の女性が、
紙袋を持ってコンビニで雨宿りしているのだろうか。

私には、まったく関係ない話だ。気にすることはない。

しかし、この女性にも、家族がいるのであれば、
この姿は、どう映るのだろうか。この状況をどう思うのであろうか。

でも、私は、全くの他人、でも、同じ人間。
なぜか、とても気になる気持ちを抑えて帰宅した。

あの女性は、無事に家に帰れたのだろうか。
温かい家に帰れたのだろうか。

そして、笑顔は出せたのだろうか…。



あとがき
他愛もないことですが、気になったので投稿します。
気にしすぎ?なのかもしれませんが、私の長所でもあります。
皆さん、どう思いますか?
コメント頂けましたら、励みになります。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら