仕事の関係上、帰りが遅く、いつも24時ごろに帰宅する。
おなかが減っているせいもあり、時々、近所のコンビニへ立ち寄る。
その日は、小雨が降っていた。
折りたたみ傘を、たたみ終えて、傘立てへ刺さずに横へ置いた。
店内に入り、買い物を済ませる。
店の外へ出て、傘を取ろうと傘立てへ手を伸ばすと、
視界に年配の女性が立っている。
小雨は降り続いている。
傘を取り、二歩、三歩、店から離れて、自宅へ向かう。
年配の女性を気にしないようにしていたが、一瞬振り向いて視界に入れる。
その年配の女性は、60代くらいであろうか、小柄で、
両手に大きさの違う、そこそこ大きい紙袋を持っている。
決して汚れた服装ではなく、見た目は至って普通の女性だ。
そして、傘は持っていない。
なんとか雨宿りできる、コンビニの狭い軒下に立っている。
なんだか、悲し気な表情に見えた。
なぜ、こんな時間に、年配の女性が、
紙袋を持ってコンビニで雨宿りしているのだろうか。
私には、まったく関係ない話だ。気にすることはない。
しかし、この女性にも、家族がいるのであれば、
この姿は、どう映るのだろうか。この状況をどう思うのであろうか。
でも、私は、全くの他人、でも、同じ人間。
なぜか、とても気になる気持ちを抑えて帰宅した。
あの女性は、無事に家に帰れたのだろうか。
温かい家に帰れたのだろうか。
そして、笑顔は出せたのだろうか…。
あとがき
他愛もないことですが、気になったので投稿します。
気にしすぎ?なのかもしれませんが、私の長所でもあります。
皆さん、どう思いますか?
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