「わたしは植物の葉っぱが好き。」
遠くに住む友人から連絡があり、そのときにそう言っていたので、
植物の絵をかくことにしました。
わざわざ連絡をくれただけでもありがたいのに、
絵の要望まで寄せてくれてとても嬉しく思いました。
ちょうど部屋に ガジュマルの鉢植えがあり、
張りのある元気な葉を伸ばしていたので、透明水彩でかき始めました。
その友人は自宅の庭でガーデニングをしているのですが、
思うがままに植えてきた結果、地味な印象の庭になっていったそうです。
そして、よく考えてみたら、葉っぱの好みで植える植物を選んでいたことに気付いたとのこと。
自身が好きなもの、何気なく選んでしまうものが、なぜ好きなのか、
そして選んでしまうのかを、一度よく考えてみると新たな発見がありますよ。
同時に、苦手なものや恐れを感じている物事についても、
同じように考えてみると、新たな対処の仕方も見えてくるでしょう。
今回は、友人とのわずかな言葉のやり取りから、
彼女が自身で ”葉っぱ”が好きなことに気付いたことや、そこに至るストーリーを知ることができました。
実際に絵をかいているときにも、
いつものように、ひとりでかいているような感覚にはなりませんでした。
今後も、相互間コミュニケーションの要素を作品作りに取り入れていきたいものです。
それでは。