終戦記念日前後になると、戦時中の話がメディアでもネット上でも飛び交いますね。
辛い経験をお年を召した方がSNSなどを通して声をあげて下さることは、とても貴重でありがたいことです。
空襲の話も、侵略した先のアジアでの話も、原爆も、15,6才の少年が「お母さん、お母さん」と泣きながら覚せい剤を打ち散っていった特攻隊の話も、どれもこれも言葉を失うことばかりで、ただただ戦争は過ちであると。
もう日本人の多くは戦争を経験したことがなく、本当の辛さなど計り知れないのですが、それでも心は強く震え、目頭が熱くなるのです。
経験もしていないのに反戦を訴えてはいけないのでしょうか。
いいえ、経験をせずとも想像してみればわかること。
同じことは地球上のどこでもあってはならない、二度と繰り返してはならないことです。
その為に私たちが心しなければならないのは「愚者」にならないこと。
戦争やその被害者である方々を美化、神格化してはいないだろうか。
その被害者は日本人だけではないことは忘れていないだろうか。
戦争の本質はどこにあったのだろうか。
時の支配者に惑わされ踊らされ大きなうねりとなり、戦争に向かった過去。
戦争を知る世代が作り上げた平和な日本を、戦争を知らない私たちが平和な世の中を維持するには、同じ道を再び辿っていないか、今ある情報を疑い、自分さえも疑わなければならないのです。