今回お伝えしたいのは
僕が実際に中小企業に訪問した時に
かなりの高い可能性で利益を出せる考え方の解説です。
結論から伝えると
マーケティングの絶対法則は
新規集客は超お金かかるけど、
リピートは利益がたくさんあるのにお金かからないんですよ。
この絶対法則を以前の便りでもお伝えした
新しいものをぶっ潰すってシステムにどうやって当てはめるか?
※以前の便り読んでいない方に説明すると、
僕は先行者利益という考え方に否定的であり、
その根拠などを説明していました。
本題に戻ると、
めっちゃ簡単なんです。
新しい市場は顧客は満足してますか?
それとも不満だらけですか?
当然不満だらけですよね。
なんせ新しい市場はトラブルも多く、
パソコンやスマホでも故障なども多いですし
何と言っても価格も超高いじゃないですか。
松下幸之助さんが
「一番最初に作られた馬鹿高い電化製品を買ってくれている人がいるから、世の中にどんな人でも買える電化製品が普及するんだよ」
って言った話が僕の中では記憶に強く残っています。
つまり一番馬鹿な金額の商品を一番先んじて払ってくれる金持ちが社会を作ってるんですよね。基本的には。
何が言いたいかっていうと、
実は先んじた人たちが市場で一番大変な思いで荒れ地を耕して、そこに種を埋めて作物を収穫できるとこまで持っていったけど、あんまり実が大きくならないのが実情なわけです。
先行者であり、フロンティアスピリッツのある彼らが育てた畑では、あんまり実が大きくならないんです。
でも一番お金かかるわけですよ。
一番お金かかるのに、実があんまり大きくならないし美味しくない。
だったら僕らはその最大手、一番先んじた人たちが作った不満を解消するというポジションを真剣に取りに行くべきなんです。
そんな場所を見つけて、お金をもらって解消してあげれば、勝っちゃいますよね?っていう絶対的なゲームなんです。
要は不満は金に変えるというシステムです
だから人がボロボロになりながら一生懸命に耕してくれている畑、そして弱々しくも実がなっている畑を見つけてしまったら…
そこが僕たちにとっての新しい市場です。
例えば世界一の投資家って言われてるウォーレンバフェットの株のほとんどは
実はAppleですよね。資産のほとんどが。
世の中のめっちゃみんなが注目するような成功譚に騙されてはいけません。
その他の場合として考えられるのは、リノベーションしてよく見せかけて売るっていう技も使えます。
トレンドに魅せられた、知らない人から見たらすごく美味しそうな、
赤く艶やかに実っているんだけど全然甘くもなんともない果物みたいな、
その実が美味しそうになってる。
外から見たら、
すごく美味しそうに見えるんだけど、
実際に食べてみたら美味しくない。
でも食べてみないとわかんないじゃないすか?
だからガリガリに痩せ細っているものを、ハリボテでいっぱい塗りつけて、
あるいは世間の情勢を見て…ハリボテで縫いつけて一番美味しそうに見えるときに、売り上げて…っていうゲームをする。
これが大きい経済の正体です。
最大手はリスクを自分の会社以外の人間に転化させて、ガリガリにさせた大きな農園を持ってます。
彼らは自分たちだけは栄養を吸収してるけど、実はその農園で働いてる人や
農園になっている木の実、果実はガリガリですよね。
最近はフェアトレードとしてSDGSの一環としても知名度は高まっていますけれど。
もっと身近な例を挙げると、コンビニエンスストアはガリガリです。
例えば数年前だと、まさかこんな日が来るとは思ってなかったでしょうけど、
ドコモ・au・ソフトバンクの代理店さんがまさかの目に遭いましたよね。
通信料を格安になって
利益の削られっぷりすごいことでしたから。
だってもうこれ以上新規が望めない業界で、取り切ってる状態で総額が減るんですよ。
つまり調子がいいときは
上げ潮なんでみんな上がるんで、
ガリガリにならずにその人たちも稼げる。
だけどそのスイッチの
オンオフでいつで、
実は命を握られてるっていうのが巨大市場なわけですよね。
もう取り残されて、
口だけが動いて言っている人なのか、
巨大市場で飢え続ける人なのか。
それとも、
変化をするための努力を選択できる人なのか?
誰と仕事するのかって話なんです。
当然変化を選択する人ですよね?
でもその変化を選択する人にはもう余力がないわけですよ。
だって上がってるときは余力があるんだけど、
下がってるときは余力がなくなりますから。
なので、
今売れている場所を見て、
その売れている場所で満足をしていないところを探す。
これが僕らの飯の種になりますので、
意識的に情報をキャッチしてください。