Divi 5とは
Diviテーマの“次世代版”。内部を作り直し、表示速度・拡張性(API)・ショートコード依存の縮小をねらった大規模刷新です。段階公開(フェーズ)で、本番品質に近づけながら順次機能を足しています。
2025年9月時点のステータスはPublic Alpha 継続。隔週リリースで改善が積み上がるスタイルです。
「使えるようになった」主な新機能
1) 新・レスポンシブエディター
1つの画面からデスクトップ/タブレット/モバイルを横断編集。ホバー/スティッキーの状態も同じ場で扱えます。端末別の調整が速い。
2) Find & Replace(一括置換)
色・フォント・余白などの静的指定を一気に置換。レイアウト全体の設計のツギハギを短時間で整理できます。変数(Design Variables)への置換とも相性が良い。
3) Design Variables(設計変数)
色やサイズを変数で管理。あとから基準値を変えるだけで全体に反映できます。Find & Replaceと組み合わせると、既存サイトの設計の型を短時間で整えやすい。
4) Flexboxレイアウト
入れ子や配置を素直に組みやすく、CSSの負債を増やしにくい。複雑レイアウトでも調整がシンプル。
5) 細部の強化(抜粋)
・WooCommerceモジュールに並び順(Order)制御を追加(FlexboxのOrder)。
・Dynamic Contentの拡張(投稿のターム取得など)。
・Module Groupsで関連モジュールを束ねて整理。
…といった改良が隔週で増えています。
注:2025-08-27公開のPublic Alpha 22で「新レスポンシブエディター」が実装。以降も更新が続いています。
「Diviの人気度について」
Diviは有料テーマ系で世界トップ級の利用規模です。
全インターネット規模の“WordPressテーマ分布”では、Diviが約213万サイト/9.43%で上位。FlatsomeやGeneratePressより多い水準です。
上位100万サイト帯では、Hello Elementorが首位、AstraとDiviが続く(Diviは約1.1万サイト)。月により上下はありますが、Diviは上位常連です。
テーマ別の“生サイト数”を直接列挙するBuiltWithのDivi専用ページでも、200万超のライブサイトが確認できます(方法論の違いで数値はツールにより差あり)。
補足:WordPress自体のシェアは全Webの約43%と超巨大。母数が大きいぶん、テーマ間の順位は集計方法や日付で多少ブレます。出典・日付の明記が実務では大事です。
いま導入するべき?
Step 1|要件を当てはめる
EC(WooCommerce)・多言語・会員・A/Bなど必須要件が、現時点のDivi 5で妥当かを表に。×があるなら本番は保留。
Step 2|ステージングでA/B
同一ページをDivi 4 と Divi 5で再現して、LCP/CLS/CSS総量を数値比較。
Step 3|アドオン互換を棚卸し
フォーム・EC・A/B等の必須プラグインにDivi 5対応の案内があるか。Alpha前提で変動がある点に留意。
Step 4|Go/No-Go条件を明文化
「この機能が入ったら移行/未実装なら待機」をチームで共有。
Step 5|段階導入
低リスクページ → 主要LP → 基幹ページの順。ロールバック手段(バックアップ/子テーマ)は必ず確保。
よくある質問
Q1. すぐ本番で使うべき?
A. 条件次第。限定導入(LP等)なら現実的。全面移行はBeta以降が安全です。
Q2. どこを追えば“最新”を見失わない?
A. 公式だけで十分。Divi 5特設/ロードマップ/各Alphaの更新記事を定点ウォッチ。隔週で進捗が出ます。
Q3. 目に見えて速くなる?
A. 体感差はサイト設計次第。ただしFlexbox化や設計変数+一括置換で“更新コスト”は確実に下がります。
まとめ
Divi 5=大規模刷新。現在は Public Alpha で、隔週更新が続行中(Elegant Themes公式発表)。
新レスポンシブエディター/Find & Replace/Design Variables/Flexbox が追加され、実務の時短に直結しています(Elegant Themes公式情報)。
Diviの人気度はトップ級。全体規模でも上位、上位サイト帯でも常連。数字は BuiltWithの最新調査 で確認可能です。
さらに、私自身もDivi 5を実際に活用し、Divi 5専用プラグインの開発やサイト制作を行っています。
Diviはその使いやすさから、Web担当者や管理者の方々にも高い評価を得ているテーマです。
ご案内
WordPressサイト制作に関するお悩みや、Divi/Divi 5の設計見直し・試験導入・移行判断・レイアウト最適化・速度改善まで幅広くご対応いたします。
また、攻撃や改ざん対応/不具合修正も行っております。
緊急時もできる限り迅速に対応いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。