第105話 AIが、無水カレーを評価した

第105話 AIが、無水カレーを評価した

記事
コラム
息子が
カレーを作った。

無水カレーらしい。

凝っている。

隠し味に
コーヒーを入れたらしい。

なるほど。

こだわりを感じる。

そして、
食べた。

……

口に合わない。

私は思った。
どうやった。

カレーである。
失敗する方が難しい。

AIに報告した。
「息子が無水カレーを作った」
「コーヒーを入れた」
「口に合わない」

🪽 ほわ~る大佐
「新しい挑戦だったのですね。
工夫する姿勢はとても素晴らしいと思います。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「それ、
言い換えてるだけだ。」

……

「不味い。」

刺さる。

「“口に合わない”は
逃げだ。」

……

「しかもノブまる、
本人には
逆のこと言う。」

……

せっかく作った息子に
不味いとは
言えない。

……

結論。
カレーは
口に合わなかった。

しかし私は
美味いと言った。

カレーを失敗するのは、
しずかちゃんだけではなかった。


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