スペックの低い人がAIに依存しすぎると立ち遅れる
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仮にあなたがプリントオンデマンドを展開するとしましょう。まずアプリでAIイラストを生成し、気に入った画像だけを保存していく。それが女の子に特化したイラストだと仮定して次はBASEなりSUZURなどに新商品追加をしていく作業に移ります。作業時間は短いし、もちろんSNSなんぞ使わない。どころか赤の他人の介在する余地なんて微塵もない。確かに今は私みたいにネットのリテラシーが極めて低いロースペックな方でも充分に勝負できる時代。ですがよおく考えてください。確かにプリントオンデマンドにスペックは不要ですが、AIイラストを選別しているのはあなた自身なわけです。ということは実際に問われているのは女の子の可愛らしさではなくてあなた自身のセンスや世界観です。去年の2月13日に私はショッピファイでプリントオンデマンドを始めました。その時は女の子の可愛らしさに特化し毎日沢山新商品を追加しましたが、全く売れなかったんです。そしてそのお店は4月に閉店予定。秋頃に私はAIイラストをゼロベースで見直し、今のスタイルに落ち着きました。3年近く続けてきたスタイルを捨てたのはとっくに飽きていたからでもあるけど初めはしっくりきませんでした。何しろそのスタイルは自分の好みではないから。ですが今のスタイルにハマったのは意外と野暮ったい絵柄だし、むしろ前回より古い感じの絵柄だったこと。確かに可愛らしさに特化すれば前回の方が上ですが、世界観に沿って生成するなら今回の方が勝ります。要は私の視点が女の子のスタイルや表情から全体の構図へと変わったわけです。とある人気原画家は写真が趣味と聞いているし、私も感性を磨くことに余念がなく漆器や蒔絵の本を見ています。これらは茶道具から派生したものですが、単調な日常によいアクセントをもたらしてくれています。今や日本が特別視される時代ではありません。BASEだけでもショップの数が5万以上あるんですから半世紀前みたいに日本製がバカみたいに売れるわけがない。どころかこの時点で他のショップとの差別化やブランド化ができていないと埋没は避けられないでしょう。単純にAIに依存しておれば一生安泰なわけない。だからこそ【文化しか取り柄のない国で感性を磨くこと】が日本人の必須となってくるわけです。今や誰でも海外でスタートラインに立てる時代ですが問題はここから。地道に感性を磨いて時代のトップリーダーになるか?立ち遅れるかの2択でしょうね。