こんにちは、Naryu(なりゅう)です。イラストレーター×Live2Dモデラーとして、これまで36件以上のVTuberアバター制作に携わってきました。
今回は「依頼する側」ではなく、制作する側の視点からお伝えします。
「完成したモデルが思っていたのと違った…」「追加修正が増えて費用が膨らんだ…」「納品後にVTube Studioで動かせなくて困った…」
こういったトラブルの多くは、依頼前の段階で防ぐことができます。45件の制作経験から見えてきた、失敗しない依頼の7つのポイントを正直にお伝えします。
ポイント1:参考画像は「雰囲気」と「キャラ」を分けて用意する
依頼時に一番よくある困りごとが、参考画像の解釈のズレです。
「こういう雰囲気にしたい」という参考と、「こういうデザインにしたい」という参考は別物です。たとえば「この絵のふわふわした雰囲気が好き」という参考画像をそのまま送ってきた場合、制作者側は「このキャラクターに寄せてほしいのか?それとも雰囲気だけなのか?」と判断に迷います。
依頼時に一番よくある困りごとが、参考画像の解釈のズレです。
「こういう雰囲気にしたい」という参考と、「こういうデザインにしたい」という参考は別物です。たとえば「この絵のふわふわした雰囲気が好き」という参考画像をそのまま送ってきた場合、制作者側は「このキャラクターに寄せてほしいのか?それとも雰囲気だけなのか?」と判断に迷います。
ポイント2:「お任せで」はリスクが高い
「センスにお任せします!」という依頼は、受け取る側としては正直プレッシャーです。
もちろん信頼していただける言葉ではあるのですが、完全にお任せにしてしまうと、完成品を見てから「なんか違う…」となるリスクが高まります。制作者は依頼者の脳内イメージを完全に把握できるわけではないからです。
最低限、以下の3点だけでも決めておくと迷走しにくくなります。
●明るい系・ダークな系どちらか
●人間系・動物・ファンタジー系など大まかな方向性
●絶対に避けたいデザインの要素(NGポイント)
「参考画像がない」という方でも、好きなVTuberや好きなアニメキャラを教えていただくだけで方向性が見えてきます。
ポイント3:Live2D用のイラストは「動くことを前提に」描く必要がある
これは特に「他のイラストレーターに描いてもらったイラストをLive2D化してほしい」という依頼でよく問題になるポイントです。
通常の一枚絵とLive2D用イラストは、制作工程がまったく異なります。Live2D化するためには、目・まゆ毛・髪・体・服など、それぞれのパーツを独立したレイヤーに分けて描く「パーツ分け」という作業が必要です。
他のイラストレーター様が描いた既存のイラストをLive2D化したい場合、そのデータをそのまま流用するのではなく、その絵柄に寄せて一から描き直したうえでLive2D化する形になります。
出品者によってはこの工程に追加費用が発生することもありますが、私の場合は絵柄寄せでもパーツ分け済みデータの持ち込みでも追加料金はいただいていません。
キャラデザインとLive2Dモデリングをワンストップで依頼した場合は、最初からLive2Dを前提に設計するので、こういった問題が起きません。
▶︎ 絵柄寄せや追加衣装のご相談はこちらからどうぞ。
ポイント4:修正回数はあくまで目安、大切なのは「まとめて伝える」こと
修正回数は目安として設けていますが、満足のいくモデルに仕上げることが一番大切なので、実際には柔軟に対応しています。
修正点はまとめてリストアップして一度に伝えていただくのがコツで、そうしてくださる方は2〜3回の修正でスムーズに完成まで進むことがほとんどです。
モデリングの確認では、実際にVTube Studioで動かしながら「ここの動きが気になる」という箇所を動画で送ってくださる方もいます。テキストだけより格段に伝わりやすいので、ぜひ活用してみてください。
ポイント5:納期に余裕を持って依頼する
「〇月〇日のデビューに間に合わせたい」という目標は大切ですが、Live2Dモデルの制作には思った以上に時間がかかります。
私の場合の目安は通常3〜4週間ですが、これはやりとりがスムーズに進んだ場合の目安です。参考画像の準備に時間がかかったり、修正の回数が増えたりすると、それだけ納期も延びます。
デビュー予定日の2〜3ヶ月前には依頼を開始するのが理想です。特に人気の制作者は枠が埋まっていることも多いので、早めの相談をおすすめします。
また、「急ぎで対応してほしい」という場合は、最初から「急ぎ希望」と明示して相談してください。対応できるかどうかを含めて、事前にすり合わせることが重要です。
ポイント6:納品後のサポート体制を確認する
モデルが届いた後、「VTube Studioに入れたら動かない」「トラッキングの設定がわからない」というご相談はよくあります。
モデルを作る技術と、使いこなすための技術は別物です。
依頼先がモデルの納品だけで終わりなのか、導入後のサポートまで対応してくれるのかは、依頼前に確認しておくべき重要ポイントです。
私のサービスでは納品後も質問無制限でサポートしています。VTube Studioの設定でわからないことがあれば、取引完了後もお気軽にご相談ください。このブログのVTube Studioガイドシリーズも、そういった疑問にお答えするために書いています。
ポイント7:まず「見積もり相談」から始める
Live2Dモデルの依頼を検討しているけれど、費用感がわからない、自分のイメージが伝わるか不安、という方は多いです。
最初から購入を決めなくても大丈夫です。ほとんどの出品者は無料で見積もり相談を受け付けています。相談だけして依頼しなくても問題ありません。
むしろ、相談なしにいきなり購入するほうがリスクが高いです。イメージのすり合わせが不十分なまま進むと、後から「やっぱり違った」となって追加修正や、最悪の場合はトラブルに発展することがあります。
まずは気軽にご相談ください。どんな小さな疑問でも、丁寧にお答えします。
まとめ
7つのポイントを振り返ります。
1.参考画像は「雰囲気」と「キャラ」を分けて用意する
2.「お任せで」はNG。最低限の方向性は決めておく
3.Live2D用イラストは動くことを前提に制作する必要がある
4.修正はまとめて伝える。動画を使うとさらに伝わりやすい
5.納期に余裕を持って、デビューの2〜3ヶ月前には相談を
6.納品後のサポート体制を確認する
7.まずは見積もり相談から始める
これらを意識しておくだけで、依頼後のトラブルは大幅に減ります。「はじめての依頼で不安」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
キャラデザインからLive2Dモデリングまで、ワンストップで対応しています
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