【子育て日記】公園のどんぐりはなぜ芽を出さない?家庭菜園の特等席で発芽した「まさかの正体」

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皆さん、毎日のお仕事や家事、本当にお疲れ様です。

日々の仕事に加えて、ここのところ立て込んでいるパソコンでの書類作りなどの裏方作業にも追われ、すっかり脳も目も疲労困憊の私です。たまには細かい画面から離れて自然の緑に癒やされたい……と思い立ち、最近息子と一緒に庭の小さな花壇で家庭菜園をスタートさせました。

息子と一緒にホームセンターへ行き、選んだのは夏に向けての定番野菜。甘い実がなる「イチゴ」、収穫が楽しい「いんげん」、そして夏バテ防止にぴったりの「オクラ」の3種類です。

小さな手で一生懸命土を掘り、苗や種を植えて「大きくなあれ」と毎日水やりをする息子の姿を見ているだけで、日々の仕事疲れも少しだけ浄化されるような気がしていました。

■ 現代の家庭菜園と「見慣れぬ葉っぱ」

最近の私たちのブームは、スマートフォンのGoogleレンズ(カメラ検索)を使って植物の成長を観察することです。
「これ、本当にオクラかな?」とカメラを向けると、AIが即座に「オクラの若葉の可能性が高いです」と、あの星形の切れ込みの特徴とともに教えてくれます。イチゴの葉っぱのちょっとした変色から「葉枯病かも」とヒントをくれたり、大きなハート型の葉を「インゲンマメですね」と見分けてくれたり。本当に優秀で、親子ですっかり信頼しきっていました。
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そんな穏やかな家庭菜園ライフを満喫していたある日のこと。
イチゴといんげんの間に、どうも見覚えのない「ギザギザの葉っぱ」がひょっこりと顔を出しているのを見つけました。
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明らかに野菜ではありません。「雑草かな?」と引き抜こうとした瞬間、脳裏に一つの記憶がよぎりました。
そういえば昨年の秋ごろ、息子が公園から狂ったようにどんぐりを拾い集め、「宝物!」と言って庭に埋めまくっていたあの光景です。

「……まさか、たぶんドングリだよね、これ?」

半信半疑で、あの絶大な信頼を寄せるGoogleカメラ検索を起動。ギザギザの葉っぱをスキャンすると、画面にはこう表示されました。

『どんぐり兄弟苗木 クヌギ』

……やっぱりお前かーーーーー!!!(笑)

■ なぜ「公園のどんぐり」は芽を出さないのか?

「昨年の秋に埋めたどんぐりが、ちゃんと芽を出したんだ!すごい!」と感動しつつ、ここで私の中にふと疑問が湧きました。

「そもそも、公園には足の踏み場もないくらい大量のどんぐりが落ちているのに、なんでそこら中がクヌギの林にならないの?」

気になってどんぐりの生態を調べてみたところ、めちゃくちゃ面白い事実を知ってしまったのです。ここで、私が新たに仕入れた知識を少しひけらかさせてください。

実は、どんぐりは「乾燥にめちゃくちゃ弱い」植物なのだそうです。
秋に落ちてそのまま乾燥してしまうと、すぐに発芽する力を失って死んでしまいます。さらに、運良く生き残っても虫のごちそうになったり、鳥に食べられたり。公園の土は人に踏み固められているので、根を張ることもできません。

どんぐりが芽を出す条件は、「乾燥から守られ(土や落ち葉に埋もれ)」「冬の厳しい寒さを経験し」「春の暖かさで目を覚ます」こと。

■ 我が家の花壇はどんぐりの「超・VIPルーム」だった

公園のどんぐりが生き残れない理由を知ると、我が家の花壇がいかに「どんぐりにとって完璧な環境」だったかがよく分かります。

①土に埋められたことで、最大の敵「乾燥」から守られた
②野菜を育てるために、土がふかふかに耕されていた
③毎日忘れずに、息子からたっぷりとお水(保湿)をもらえた
④花壇の中なので、人に踏み固められることもなかった

ただでさえ過酷な生存競争を強いられるどんぐりにとって、毎日お世話されるイチゴやオクラの横は、まさに至れり尽くせりのVIPルームだったというわけです。そりゃあ、立派な芽も出ますよね(笑)。

■ 新たな楽しみ:ど根性どんぐりの育成日記

隣で不思議そうに覗き込んでいた息子に「これ、〇〇くんが昨年の秋に埋めたどんぐりの赤ちゃんだよ」と教えると、息子の目はこれ以上ないくらいキラッキラに輝き始めました。
「えっ!?ぼくのどんぐり、生きてたの!?木になる!?」

そんな顔をされてしまったら、もう雑草として引き抜くわけにはいきません。仕事疲れを癒すためののんびりとした野菜作り日記になるはずでしたが、急遽ここに「クヌギ育成枠」が追加されることになりました。

よくよく考えてみると、どんぐりから木を育てる機会なんてそうそうありません。
いんげんがツルを伸ばし、オクラが花を咲かせる傍らで、クヌギの木がどこまで育つのか。このアンバランスな花壇の光景を想像するだけで、ちょっと面白くなってきました。

まさか家庭菜園を通じて、どんぐりの生態まで詳しくなるとは思いませんでした。子どものやることは本当に斜め上をいっていて、日々の仕事の疲れや悩みなんて一瞬で吹き飛んでしまうくらいのパワーがありますね。

これから、オクラやイチゴたちの成長記録と共に、この「VIPルーム育ちのど根性どんぐり」がどうなっていくのか、少しずつ見守って育てていこうと思います。
次回の更新では、どれくらい背が伸びたかご報告できるはず。皆さんも、お子さんが庭に埋めたどんぐりにはくれぐれもご注意を!
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