いつもお読みいただきありがとうございます!
今回のテーマは 「サブテキストを知ろう!」 です。
「サブテキストって何?」と思った方、これを読むと 台本の読み方が大きく変わり、演技に奥行きを持たせる ことができるようになります。
深く考えると難しく感じるかもしれませんが、初めての方でも取り組みやすいように、 簡単なアクション をご紹介します!
ぜひ最後までお付き合いください。
① サブテキストって何?
「サブテキスト」という言葉を知らない方も多いかもしれませんが、
ものすごく簡単にいうと 「心の声」 のようなものです。
• 台詞として書かれているもの → 「テキスト」
• 書かれていない本心の感情や思考 → 「サブテキスト」
こう考えると、分かりやすいと思います。
例えば、 学校や職場に遅刻した場面 を想像してください。
先生や上司に怒られている時に…
「すみません!」
と言ったとします。
最初は素直な気持ちで言えたとしても、
延々と怒られていると、次第に心の中ではこう思いませんか?
「すみません(話長いな!もう分かったってば!)」
そして 「何だ、その態度は!」 とさらに怒られる…(笑)
僕は経験あります(笑)。
この場合…
• 「すみません!」 → テキスト(実際に発した言葉)
• 「話長いな!もう分かったってば!」 → サブテキスト(本音)
このように、 同じ言葉でも、意味や感情、行動が変わること が分かると思います。
これまでのシリーズでもお伝えしているように、 お芝居は「人と人との会話」 。
現実の会話でも、 本心を100%そのまま言葉にすること ってあまりないですよね?
だからこそ、お芝居においても 「この台詞って本心?」と疑ってかかる くらいの気持ちが大事なんです(笑)。
② サブテキストを考えよう!
とはいえ、 すべての言葉に裏があるわけではありません 。
そのため、 どの台詞が本心で、どの台詞が表面上のものかを精査する ことが必要です。
では どうやってサブテキストを考えればいいのか?
まず大前提として、 正解はありません 。
なぜなら 台本に書かれていないから です(笑)。
だからこそ、 自由に設定できる ので、いろいろ試してみることが重要です。
~サブテキスト作りの簡単な練習法~
1.短い掛け合いのシーンを用意する(最初は2人くらいで)。
2.練習に付き合ってくれる人を探す(笑)。
3.シーンのストーリーを把握する(特に 「目的」 をしっかり設定)。
4.台詞の「キーワード」以外は使わずに、アドリブで演じてみる。
※ 相手にしっかり集中することが前提!
やったことや喋ったこと、感じたことを思い出す(録画すると分かりやすい)。
実際の台詞に照らし合わせて 「この辺りでこう感じたな」 を台本に書き込む。
これが 簡単なサブテキスト作り入門 です!
そして 改めて台本通りにシーンをやってみる 。
最初は 台詞を喋りながらサブテキストを意識するのが難しいかもしれません 。
その場合は 台詞の前後に間をたっぷり取って、頭の中でしっかり考えてから話す と良いです。
慣れてくると、 身体の動きや感情が自然に即興の状態に近づいていきます よ!
③ 目的も変えてみよう!
せっかくなので、 目的・人間関係・状況 も変えて試してみてください。
すると、 同じ台詞なのに全く違う意味に聞こえてくる はずです。
これって 以前お話した「自己演出を取り払う練習」 にもなります!
サブテキストは奥が深いですが、まずは 「簡単なことから考えてみる」 だけでも、 演技の実感が大きく変わります。
ぜひお試しください!
【まとめ】
✅ サブテキストは「心の声」
✅ 即興で簡単サブテキスト作りをやってみよう!
✅ 色々試して、使いこなそう!
本当に お芝居が変わる ので、 やったことがない方はぜひ試してみてください!
[ 次回予告 ]
次回からは、少し趣向を変えて 「演技講師が生徒さんからよく聞かれるお悩み」 を解決していこうかなと考えています。
次回もお楽しみに!!