【今更聞けない・今だから聞きたい】演技のアレコレ術!~其の9~「台本の読み方のコツ」

【今更聞けない・今だから聞きたい】演技のアレコレ術!~其の9~「台本の読み方のコツ」

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いつもお読みいただき誠にありがとうございます。

今回のテーマは 「台本の読み方のコツ」 です。

前回に引き続き、多くの方が意外と知らない部分かなと思いますので、ぜひ最後までお読みください!

ちなみに、このコツを知って 国語の成績がアップした 方もいるとか…?

① 読解の三本柱

以前の記事でも少し触れましたが、台本を読むのって意外と難しいですよね。

「何から手をつければいいのか分からない」という方も多いと思います。

確かに、台本を読み解く作業は突き詰めるとものすごく奥が深く、もはや国語の勉強に近いです。

そこで今回は、できるだけ 「簡単」「分かりやすく」 書いてみます!

台本を読み解くために必要な要素は、以下の 三つの柱 です。
1. 環境(状況)
2. 事実
3. 目的

もはや、これさえ押さえれば十分と言っても過言ではありません!

特に優先順位があるわけではなく、どれも互いに連動しています。

ただし、 「目的」は特に大切 にすると良いでしょう。

② 三本柱それぞれの解説

では、それぞれについて簡単に解説していきます!

ここで意識してほしいのは、 「客観的に見ること」 です。

⒈環境(状況)
→ この作業は、その作品の設定を理解することが目的です。

•「いつ?」「どこで?」「誰がいる?」「関係性は?」
など、いわゆる 「5W1H」 の視点で拾い上げていきます。

作品全体をざっと読んでから、気になったポイントをリストアップするのがコツです。

あまり難しく考えず、思いついたことをどんどん書き出してみてください。

⒉事実
→ 台本に書かれている 「本当のこと」 を見つける作業です。

まず最初に確認すべきは ト書き 。

ト書きは作者からの直接的な指示なので、「本当のこと」として扱います。

次に 台詞 ですが、これが少し厄介です。

台詞は登場人物の本心とは限らないことが多いからです。

そのため、 「本当に正しいこと」 を見極める必要があります。
•例1:
「俺たち、親友だよな?」
「ああ、もちろん親友だ」
→ 最後まで否定されなければ「親友」という事実と考えられる。
•例2:
「俺たち、親友だよな?」
「ああ」
→ これだけでは、相手が本当に「親友」と思っているかは分かりません。

このように、「事実」に含められるかどうかをしっかりと見極めましょう。

事実だけを並べると 「あらすじ」 が作れます。

台詞を深掘りしながら事実を探る作業は、刑事ドラマの「取り調べ」に似ていますね。

⒊目的
→ 登場人物がその作品の中で 「目指すゴール」 を探す作業です。

「このキャラクターは、結局何をしたいのか?」

これを明確にすると、行動や台詞に一貫性が生まれます。

例えば、人気作品の例でいうと…
•ワンピースのルフィ
「海賊王になる」という明確な目標がある。
•進撃の巨人のエレン
最後まで読んで「エレンの真の目的」を知ると、最初の台詞の捉え方が大きく変わる。

オーディションでいきなり台本を渡された時も、 「目的」だけでも設定 しておくと、キャラクターが情緒不安定になるのを防げます。

これが、「目的」を特に大切にしてほしい理由です。

③ 読解は演技を助ける

「台本をしっかり読み込む」と言われても、具体的な方法が分からないという方は、ぜひこの 三本柱 を意識して練習してみてください。

ただし、短い切り抜き台本や設定が曖昧なものは初心者には難しいので、まずは 短編や漫画 など、ストーリーが明確なものから始めるのがオススメです。

僕の持論ですが、演技力とは 表現力+読解力+基礎力の総合スキル です。

表現力だけを磨いても、演技力全体の向上にはつながりません。

まずは 「台本をたくさん読む」 ことから始めてみましょう!

【まとめ】

・台本読解の三本柱:「環境」「事実」「目的」
・それぞれを意識して客観的に分析することが重要。
・読解力が演技を助け、キャラクターに一貫性を与える。

次回は「サブテキストを知ろう!」をテーマにします。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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