大島紬
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2024年 11月20日 水曜日
11月7日 木曜日のインスタ
バイク事故後
家で安静休暇中の史衣さんが
「今日は大島紬を着ています。」と
バストアップの画像を載せていました。
大島紬かぁ・・。
私の母は九州方面の出で
引っ切り無しに転居していたみたいで
実家が何処なのかは
私は聞いた憶えがありません。
鹿児島だったり
奄美大島だったり
父は昭和八年
母は昭和九年生まれで
小学生時代は
太平洋戦争(第二次世界大戦)
真っ只中だったので
あっちこっちに疎開していたらしくて
そんな関係で
いわゆる「実家」が無かった?
私が中学生頃?
一度だけ
家族で奄美大島へ
フェリーでの船旅で
遠路はるばる渡った事があります。
大阪南港を出港して
波の穏やかな瀬戸内海を通り
左手に四国
右手に九州宮崎・鹿児島辺りで
台風が襲って来ると言うので
鹿児島県の湾内に回避して
(台風がグルっと二回転!)
時間を喰ったのを憶えています。
船旅だから 数日掛かります。
下船すると暫くの間
身体が揺れています。
私は船酔いはしませんが
多くの方は(船旅が予定より)長旅で
船酔いが酷くなったみたいです。
奄美大島には母の同窓生が居て
その方のお屋敷に泊まらせて頂きました。
朝一番に
父にとっては初めての海釣りで
(海岸の堤防で)
小さな魚が爆釣れで
大喜びだった笑顔は
私も初めて見た表情でした。
案内を得て
奄美大島の観光もしました。
あ、
大島と言えば
関東の方は「伊豆大島」でしょうか?
でも、
関西から西へ向かうと
大島と言えば
「奄美大島」が増えます。
私の母も
「大島、大島。」と言い
「奄美大島。」とは言いませんでした。
だから、
人と話す時に
「大島」のワードが出た時って
気を使わなければ なりません。
「(どっちかなぁ?)」って。
向こうさんは当たり前のように
「伊豆大島」の事を言っています。
「大島」と言えば
伊豆大島以外に存在しない!
と思われているから。
南洋の島 沖縄が好きな私は
そういう考えが合わないので
一応 聞いてみたりします。
「奄美大島?」
すると
相手は驚いて
「奄美大島 聞いた事 有ります。」と。
大島紬(おおしまつむぎ)とは
その製造工程の途中に
「泥で洗う」のが有ります。
多分、
土壌中の何かしらの成分が作用して
科学的な反応が生じて
大島独特の特徴を生み出す事で
今に伝わる伝統工芸品として
その名を馳せたのでしょうね。
私は「その事」を知っていたので
史衣さんに DM(ダイレクトメール)で
泥洗いの事を伝えました。
予想通り
史衣さんは知らなかったみたいで
(知らなかったフリは しないでしょ?)
驚かれていたようですよ。
私も実家に居た頃は
その大島紬で織った着物を
持っていましたけれど、
それは男物なので
目の前に有ったとしても
私が使う事は ありません。
そういう意味では
史衣さんが羨ましい。
一体
何枚の着物を持っておられるのか?
そして
その着物を全国数ヶ所の拠点に
巻き散らせているんでしょう?
行く先々で
好きな着物を お召しに成られて
あぁ~っ、
羨ましい!!( *´艸`)