マンションの配管は見えない部分で重要な役割を果たしています。
また、定期的なメンテナンスと適切な交換が必要です。
さて、実際の配管設備工事は、解体が終わって、墨出しを行ったあと水廻りの位置が確定しますので、それに合わせて排水管、給水、給湯管の工事を行います。この設備配管の計画・実施で、配管に合わせた床の高さ、床に段差が生じるか、ユニットバスの出入り口に段差が生じるかなどが決定します。
解体行為、墨出しについては、数日前のブログをご参照ください。
マンションの設備配管のポイントを見ていきましょう
■配管の種類
給水管: 共用部の水道から各家庭に水を供給するための管。
給湯管: 給湯機で温めたお湯をキッチン、洗面、ユニットス等に送る管です。
蛇口をひねってお湯が出るまで時間がかかるといった話を聞いた事があるかも知れませんが、給湯器から蛇口まで単純に距離が長ければそれだけお湯が出てくるまでに時間がかかる計算になります。対応策として洗面化粧台に限りますが、電気温水器を洗面台の下に入れておくと蛇口まで距離が短いのですぐにお湯が出る方法もあります。
排水管: キッチン、浴室、トイレなどから排水を流す管。トイレの排水管は「汚水管」、それ以外は「雑排水管」と呼ばれます。
配管の材質と寿命
鉄管(鋼管): 耐久年数は約30年~40年。サビや腐食が発生しやすいです。
硬質塩化ビニル管(塩ビ管): 耐久年数は20年~25年。耐食性・耐薬品性に優れ、サビることがありません。
ポリエチレン管: 。耐寒性・耐熱性が高く、劣化しにくいです。
今、新築マンションでは架橋ポリエチレン管という給水、給湯管を使用していることがほとんどです。配管同士を接続するのも専用のアタッチメントを使用するので漏水が起こりににくくなっています。
配管のメンテナンスと交換
定期点検: 配管の劣化を早期に発見するために、定期的な点検が重要です。
交換時期: 一般的に、築20年~30年で配管の交換が必要となります。特に1985年以前に建てられたマンションでは、配管の劣化が進んでいる可能性が高いです。
配管工事の方法
更新工事: 古い配管を新しいものに取り替える工法です。耐久年数は40年~50年程度です。
更生工事(ライニング工事): 既存の配管の内側をコーティングする工法です。耐久年数は工法によりますが、10年~40年程度といわれています。
普段、給水、排水管など見ることは無いため馴染みがなかったかもしれませんが、最後までお読み頂きましてありがとうございました!それでは!