以前に、ホメオパシーの処方箋レメディの種類について記事を上げたことがあります。
「レメディの原物質になっている動物、植物、鉱物のレメディはそれぞれテーマを持っている」という内容の記事だったのですが
今回は鉱物レメディについてより詳しく見ていきたいと思います。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれませんが、
元素に興味がある方も、全く興味がない方もお付き合いいただけると嬉しいです!
「水平リーベ僕の船」と覚えた、周期律表ですが、
下に行くほど、元素の数は減り、珍しい元素になる傾向にあります。
金Auは、銅Cuより希少であることは周知の事実ですよね。
このように、希少な元素であるほど、
ホメオパシーのレメディを処方される人数も少ない傾向にあります。
周期律表は、横列、縦列と特定の性質を持っているのですが、
鉱物のレメディにも周期律表のように人の心理パターンがあるということを
ショルテンというホメオパスが発見しました。
つまり、水素から始まり、ヘリウム、リチウム…と移動するにつれて、
人間の受胎、誕生、母親からの分離、アイデンティティーの確立、独立、・・・と人の一生を表していることを見出しました。
こんなことを発見するショルテンは素晴らしい!と私は感動してしまうのですが、
今日のレメディは、ちょうど「産道を通っている最中の胎児」のようなレメディのご紹介です。
Nitrogen窒素のレメディです。
Nitrogen窒素は、周期律表では横列2、縦列15に位置します。
ホメオパシーでは、横列1は母親への受胎、
横列2の心理パターンは母親のお腹の中の胎児が産道を通り、出産の過程を表しています。
その中でのNitrogen窒素が処方されるクライアントは、
母親が出産中のように、
ちょうど胎児が産道を通過中であるような心理を持っています。
自分自身が壁に覆われて、息苦しく、早くここから抜け出したい。
制限されることの大きな恐怖から、動くための空間を欲していて、
外に出ていきたいと感じています。
そのため、Nitrogen窒素の人たちは、エレベーターや飛行機などの狭い場所への恐怖があり、
すぐに逃げ出せるように出口付近にいることが多いです。
また、大勢の人がいる場所への恐怖もあります。
そして同時に、
その狭い苦しい場所から外に出て、「人生への楽しみ」という強い欲求も見られます。
人生を楽しんでいる限りはNitrogen窒素は順調ですが、
楽しみの可能性がなくなってくると、攻撃的になりイライラとし始めます。
そのため、病気になることはNitrogen窒素にとって、最大の恐怖でもあります。
身体的な面でいうと、狭い場所での閉じ込められた時のように、うっ血の特徴、
赤みや、腫脹、頭痛のような症状があります。
心臓と血管の病気や、動脈硬化もみられます。
また、外に今にも出たい様子は爆発性を秘めています。
狭心症に使われるニトログリセリンは、ダイナマイトと同じ原料で作られています。
このように、Nitrogen窒素は、狭い場所に閉じ込められているような「緊張」と
そこから出ていき人生を楽しんでいる「弛緩」という言葉で表現をすることもあります。
ちなみにに周期律表では、Nitrogen窒素の息苦しい産道を抜け出すと、
Oxygen酸素に移動し、やっと酸素を吸えるという流れになります。
Nitrogen窒素のレメディ像を見てきましたが、どうでしたでしょうか?
もちろん、閉所恐怖症の方が全てNitrogen窒素のレメディという訳ではないのですが、
血管や心臓、頭痛などのうっ血のような症状があれば、かなり近い状態だと思われます。
Nitrogen窒素に関連するレメディはまだまだあるので、
また機会があれば見ていきたいと思います。