細菌では、ADHDや多動性などのいわゆる発達障害と診断されるお子さんが増えていると言われています。
私の周りでも、ADHDと診断されたというお母さんもいらっしゃって、
そのお子さんを見ているとお母さんの大変さが身に染みて感じるのですが、
今日は、そんなお子さんにも使用されるレメディTub.チュバキライナムのレメディの特徴について書いてみたいと思います。
お子さんが診断された方も、
その可能性を感じるお母さんたちにも参考になればと思います。
Tub.(Tuberculinum)チュバキライナムのレメディは、
結核菌からできています。
ホメオパシーのレメディの原料には、動物、植物、鉱物のほかにノゾと呼ばれる、
人や動物の病的な組織、感染症を起こす細菌を含む分泌物からできたレメディがあります。
Tub.チュバキライナムもノゾにあたり、
結核感染者の肺組織や痰から得た結核菌を滅菌して、純粋に溶かしたものを原料にしています。
(↓ 以前にノゾについてご説明しています。)
お子さんに使用されるレメディの特徴について書かれた本、
「The Homeopathic Treatment of Children (Paul Herscu,N.D.著)」を
要約して、Tub.チュバキライナムの精神的特徴を挙げていきたいと思います。
●知能の遅れ
軽度の学習障害から重度の知的障害まで、多くの障害を持って生まれることがあります。
授業や課題を取り組むのに疲れを感じてしまう。
勉強や集中によって頭痛を起こす子もいます。
13歳のケースがあります。
急性気管支炎の後に、集中力がなくなり、勉強が嫌いになってしまい、
授業中に居眠りをし始めますが、Tub.の処方で勉強に集中できるようになったケースがあったようです。
肺炎に罹って以降、勉強ができなくなるケースもあります。
記憶力が落ち、読み書きを間違えたり、文字を省略したりもします。
●落ち着きのなさ、多動性がある。
部屋を動き回り、おもちゃを次から次へと変えて遊びます。
揺れないような椅子を無理やり動かして、きしむ音に反応し、ますます揺らそうとします。
この落ち着きのなさは、多動状態にまでエスカレートする可能性があります。
食べ物:乳製品に強く反応することがあるので、乳製品を取り除くと改善することがあります。
●イライラ
赤ちゃんのうちから目覚めて怒りっぽく泣いたりします。
過敏で、反抗的、破壊的な傾向があります。
また、癇癪を起こすことがよくあり、大声で金切り声を上げたり、
他人を蹴ったり引っかいたり、床を叩いたり、親は無理やり制御するしかなくなります。
もし、叩いて抑えようとしても、子供は反抗して平手打ちをやり返されるかもしれません。
特に、イライラから頭を壁にぶつけるのは、このレメディの特徴です。
●変化しやすい
気分が変わりやすく、「これがしたい!」と言ってもまた別のことを要求します。
とても気まぐれな性格です。
●破壊力
破壊性と暴力があります。
物を投げたり、親を殴ったりと、かなり幼少期から表れることがあります。
「目には目を」の精神が根付いていて、殴られたら当然のように殴り返します。
また、親の大切にしているものを意図的に壊してしまう事もあります。
あまりに幼いと、親自身が「まだ小さいから」と否定的に捉えない親もいます。
それは遺伝的な特徴であって、その親自身も小さいころそんな特徴を持っていたからです。
この「物を壊すこと」は、Tub.チュバキライナムにとって、エネルギーを解放させる、緊張を解く方法になっています。
●いたずら、わんぱく
ふざけたり、からかったり、誰かが使っているおもちゃで遊びたがります。
兄弟が使っているおもちゃをあえて隠したりします。
親に隠したことを指摘されても、嘘をつくこともあります。
こんないたずらをするTub.チュバキライナムではありますが、
とても外交的で、コミュニケーションに長けているので、
リーダーになる傾向があります。
●アーティスト
破壊的でないTub.チュバキライナムもいます。
そんなTub.チュバキライナムは芸術的な傾向があり、
音楽や芸術に能力を開花させることがあります。
そんな子供は、やや憶病で、恥ずかしそうに静かに遊んでいることが多いです。
●恐怖
猫や犬などの野生動物に対する恐怖があります。
一人になる事。新しい環境への恐怖もあります。
●睡眠
心身ともに落ち着くことができないため、なかなか寝れないことがあります。
寝るために身体をゆすったり、枕に頭をぶつけたりしなければなりません。
しかし、一度眠りにつくと眠りは深く、排尿の抑制が失われるので、
おねしょをよくします。
無理やり起こしてトイレに誘っても、その後おねしょすることもあるほどです。
また、歯ぎしりをよくします。熱がなくても顔とあたまに寝汗をかきます。
朝早起きをさせたり、少しでも無理をさせると、
癇癪がひどくなる傾向があるので、幼少期は昼寝を必ずさせておく必要があります。
●身体的症状
・頭痛
ちらつきやジグザグ、光のような視覚障害から始まる頭痛があります。
・目
生まれた時に長い頭髪で、長く豊かな美しい睫毛で生まれます。
きらめきや輝きが見られます。
・口
口蓋裂をもって生まれてくることもあります。
歯は多すぎる状態で生まれることがあります。
密集して、歯列に沿って正しく並びません。
・喘息
非常に発症しやすい傾向がある。運動が誘発することもあります。
・喉
扁桃炎が慢性化して、扁桃腺が肥大化することがあります。
・腸
便秘になることもありますが、一般的には下痢することが多いです。
牛乳をのむたびにひどい下痢を起こします。
・肌
多毛で生まれてくることが多いので、背中が長い毛でおおわれていることもあります。
・容姿
代謝が速いので、体重が増えないことが多く、細い体系が多いです。
・風邪や下痢、鼻づまりの症状が繰り返されます。
以上が、Tub.チュバキライナムのレメディ特徴になります。
ADHDや多動性のレメディは、もちろんほかにも多々あるので、
今後も紹介していこうと思います。