頭がいい人とは? 

記事
コラム
~私の学級通信から  北村敦~ 


「頭がいい人って、
 どんな人のことをいうのでしょう?」  

と、4年生の子どもたちにたずねてみました。 

子どもたちから返ってきた答えは、 

「テストでいい点をとれる人」 
「漢字をいっぱい知っている人」 
「計算が速い人」などが出て、
そこから答えに行き詰ってしまいました。 

 「保護者の皆さまは、どう思われますか?」 

私は、「頭がいい人というのは、
いろんなことを知っている人じゃなくて、
いっぱい疑問を持っている人だ」
と聞いてなるほどと思ったことがあります。 

「これもわからない」
「あれもわからない」 

「これは、なぜ、こうなったんだろう?」 
「あれは、どうしてああなったんだろう?」 

そんなふうに、自分で、
「これがわからない」と疑問を持って調べたり、
「不思議だな」と興味を持って調べたりできる人が、
「頭がいい人」だという見方です。 

 もちろん成績が良い方がいいに決まっています。

けれども、私たち大人が、
「この子は今まで成績が悪かったから、頭が悪い」
なんて絶対に思ってはいけません。 

 子どもたちは誰もが、
いっぱいの可能性を秘めた存在なのですから。 


 それに、頭がいい、悪いといっても、
頭の良さには、「記憶力」もあれば、
「思考力」もあります。

また、アイデアを生み出す
「発想力」や「独創力」もあります。 

それから、相手の身になって考える
「想像力」もあれば、
相手の言っていることがわかる「理解力」や
相手にわかりやすく伝える「表現力」もありますね。 

要するに、一口に頭がいいといっても
それぞれが違う能力だということが言いたいのです。

 そもそも、「人間の脳には生まれつきの違いはない」
と言われています。

もちろん「向き不向き」はあるでしょう。
また、「才能」の違いもありますね。
「才能」は、学校のテストでは測れません。 

脳の中には、「絵を描く才能」もあれば、 
「人を笑わせる才能」も入っています。 

「人と仲良しになる才能」や「整理整頓の才能」 
「人を思いやる才能」や「スポーツや音楽の才能」
も当然入っています。 


 私の師匠は、次のように語って下さいました。  

「持てる才能は、子どもそれぞれに違っていて、 
 みんなが何かの『天才』なんだと思います。  

『頭が良くて』犯罪者になる人もいます。 
それよりも『人を励ます天才』になったり、
『人を元気にする天才』になった方が、 
どれだけ素晴らしいかわかりません。 

 周りの大人は『この子は、自分よりもずっと
社会に大きな貢献をしていく人に違いない』 
『自分たちを大きく乗り越えていく人なんだ』と 
信じ、敬って接していかなければいけません。 

子どもはかけがえのない「未来の宝」です。 
『この子は、できない子だ』
などと絶対に決めつけてはいけません。

『頭のいい人』というのは、
『絶対にあきらめない人』だと思います。

わからないことから逃げるのではなく、
『なんとしてもわかろうとがんばる人』です。 

その『強い心を持つ人』が、 
『頭のいい人』なのだと思うのです。 

自分という『宝の山』の鉱脈を掘り出す
『シャベル』こそが、
『全力で努力する習慣』です」 


 私は、この恩師の教えを基に日々の教育活動を 
行っています。
どの子にも「全力で努力する習慣」を
つけたいと思うのです。 

 保護者の皆さまにはご多忙な中、
日々の家庭学習等お世話になりますが、
「全力で努力するする習慣」を育てるために
ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
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