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ココナラブログ
課題を抱える子どもへの関わり方
記事
コラム
北村敦
2023/08/04 23:32
北村敦
不登校などの問題を抱えた児童に、
「こうしたらいい」という
特効薬はありません。
ただ、そんな問題を抱える子どどもたちと
関わる上で、教師や大人が大事にしなければ
ならないことについて、
30年以上子どもたちと関わってきた
元教師として、
私なりの考えを述べたいと思います。
何よりもまず、子どもに対して謙虚に、
同じ目線に立つことが大事だと思います。
子どもは、頭では「~した方がいい」
とわかっているのです。
分かっていても、できないでいるのが
今の現状なのです。
時には、ゲーム等につきあいながら
話をするのも大事だと思います。
その上で、自分がやろうと思った
学習をさせていけばいいのです。
「言ったじゃないの」
「どうしてできないの」
は、禁句です。
自己肯定感がいっそう低くなりますから。
今、子どもが求めているものは、
「安心感」「安心できる場」なのですよ。
表に見える部分だけで、子どもを責めたり、
子どもと関わったりしてはいけません。
また、上から目線で話してはいけません。
あなたは、不安定な状況にいる子どもに
罵声を浴びせられて、
腹を立てていませんか?
私たち大人は、たとえ一時反抗されても、
子どもが人として成長するために
大事な時を経ていることを理解し、
自分と同じ人格と心を持つ人として、
接することがとても大事でなのです。
あなたは、子どもに笑顔で
接することができていますか?
子どもの背景にあることを分かってあげ、
子どもの話をよく聴いてあげることが
大切なのです。
「どうして~」「何で~」は、
とても冷たい言い方です。
「何かあったの」と聞いてあげることが、
子ども理解につながるのです。
時が来たら、必ず自分の意思で、
自分のできることをがんばり始めると、
子どもの可能性(善性)を信じて、
忍耐強く愛情を注いでいくことが大事なのです。
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北村敦
作詞作曲家、詩人、ブロガー、エッセイスト / 男性
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