デジタル関連の仕事をしているときの「あるある」なんですが、専門家・専門業者とお客様の間で認識の違いがあったり、意思疎通が上手くいっていないという場面をよく見かけます。
私自身もよく体験します。
例を挙げましょう。
PCやネットの知識がまだそれほどない、入門者・初学者の方がいたとします。
(PCやネットの知識といってもかなりの広範囲にわたりますので、ここではざっくりと「デジタル系の知識」という意味合いでお読みください)
「よし、自分もこれからパソコンの勉強を始めるぞ!」
「自分でHPやECサイトを作れるようになって、稼げるようになる!」
※HP:ホームページ
※ECサイト:通信販売ができるサイト
「プログラミングを学んで、プログラマーとしてやっていこう!」
など、将来の夢や熱意をもってスタートを切りますよね。
そしてスクールやYouTube動画、テキストなどで勉強を始めます。
するとこのような問題に直面することがあります。
「そもそも単語(言葉)の意味が分からない…。」
「先生が何を言っているのか、よく分からない…。」
そう、スタートの段階でハードルの高さを感じてしまうことが多いのです。
最初のうちはなんとか遅れないよう頑張ってついていこうとするのですが、次第に、
「学びたいんだけど、自分にはやっぱり無理かも…。」
となり、挫折してしまう人は少なくありません。
もう一つ例を挙げましょう。
昔見た、入門者・初学者向けのWordPress講座の動画なのですが…、
※WordPress:自分が管理者となり、HPやECサイトを作れるシステム。
~動画内での説明~
「テーマを選択し、これをもとに色々カスタマイズしていきます。」
「プラグインもたくさんあるので好きなものをインストールしてください。テーマによって使用できるプラグインは変わってきます。」
「エディタでここをこう編集し、リロードすると…画面がこのようになります。」
「WordPressはPHPでできているので、プロのWeb制作者はだいたいPHPを用いてお客様に納品します。慣れてきたらPHPを使っていくことをお勧めします。」
ある程度基礎知識のある人であればこの説明は分かります。
(さらに言うと、言葉の説明も動画内で行われていたらもっと分かりやすかったでしょう。)
…が、
入門者・初学者の人はどうでしょうか。
おそらくこうなると思います。
上記はWordPressの例ですが、特にプログラミングなどは本当に分かりにくいので勉強をするにも覚悟が必要です。
実際私もプログラミングスクールに通い、何とか卒業しましたが…。
毎日上のイラストのようになっていました。
別に教える側の人(専門家・専門業者)が悪いわけではないのです。
(「教え方」はあると思いますが)
また、学ぶ側が悪い訳でもありません。
(それなりに努力は必要ですが)
お互いの知識・経験にかなりの差があることがこの現象を引き起こしているのです。仮に小さな子供に
大人:「今の日本の経済状況をどう思う?」
と聞いても
子供:「はぁ?何それー?」
と言われてしまうでしょう。
これはお互いの知識や経験に差があるためです。
ではこう聞いてみるとどうでしょう。
大人:「ねぇ、この間はこのキャベツ200円だったよね?でも見て、ほら!今日は400円になってるの!」
子供:「高ーい!!」
子供もキャベツの値段の高さを多少なりとも感じると思います。
私が目指すものはここにあります。
どうしたらお客様にちゃんと伝わるかな。
分かりにくい言葉をどうやって噛み砕こうか。
ここは資料を作った方が分かりやすいな。
いろいろ試行錯誤の毎日です😅
デジタル通訳者、という職業はないと思いますが…。
私はこの職業を目指しています。