こんにちは。中国輸入×Amazon販売コンサルタント、「Infinity Brand Creators」代表の酒井勝也です。
ラクマート認定講師およびラクメイド公式アンバサダーとして、物販ビジネスを終わりのない労働から「一生モノのブランド」へと育てるサポートを行っています。
大口出品で店舗を開設し、ブランド登録も済ませ、いよいよあなたの商品が巨大な市場に並びました。
「よし、あとはとにかく売るだけだ!」と意気込むお気持ちは非常によくわかります。
しかし、ここで多くの初心者が足元をすくわれる「見えない落とし穴」があります。
それは、プラットフォームが定めている「絶対のルール」です。
Amazonは世界最高峰の集客力を持つ反面、ルールから逸脱した出品者に対しては非常に厳格です。
「知らなかった」は一切通用せず、たった一度のミスで販売権限が失われ、せっかく築き上げた店舗が跡形もなく吹き飛ぶことも珍しくありません。
今回は、自社ブランド販売を始める前に絶対に知っておくべき、初心者が陥りやすい「3つのNG行動」について警告します。
Amazonは「他人の土地」。家主のルールが絶対である
大前提として理解すべきことは、私た「巨大なショッピングモールのテナント(場所)を借りて商売をしている」**ということです。
家主が最も大切にしているのは「購入者(お客様)からの信頼」です。
お客様を欺くような行為や、モールの秩序を乱す出品者は、家主の権限によって即座に退場させられます。
長く安全に事業を構築するには、家主のルールを熟知し、絶対に破らないことが最強の防衛策になります。
初心者が無意識にやってしまう「3つの罠」
では、具体的にどのような行動が退場の引き金になるのでしょうか。特に初心者が「売上を焦るあまり」やってしまいがちな3つの罠を紹介します。
1. 不正な評価操作(対価を伴う評価の依頼など)
新規出品したばかりの商品は評価がないため、なかなか売れません。そこで焦ってやってしまうのがこれです。
「友人や家族に頼んで、意図的に高い評価を書いてもらう」
「商品の中に『高評価を書いてくれたら特典をプレゼント!』というサンクスカード(チラシ)を入れる」
これらは最も厳しく監視されている一発退場のNG行動です。
お客様の公平な判断を歪める行為は絶対に許されません。
お客様の声は、純粋な商品の質と、正しいフォローアップで「自然に」いただくのが唯一の正解です。
2. 許可のない複数店舗の運営
「もしもの時に備えて、もう一つ別のお店を作っておこう」と、許可なく複数の出品用登録を行う行為も重大なNGです。
システム上、出品者のあらゆる情報は紐付けられて監視されています。
無断で複数作成したことが検知されると、「関連店舗のルール逸脱」として、本命の店舗も道連れですべて利用停止されます。
1つの店舗を誠実に育て上げることだけに集中してください。
補足ですが、特定の状況により2つ目のアカウントを作成することが許される状況があります。
例えば、私のクライアント様で、既存のブランドに加えて高級ブランドを立ち上げたときに、その高級ブランド用のアカウントを事前にAmazon担当者さんに作成していただいて、それで問題なく複数店舗の運営ができています。
3. 他社の権利の侵害(デザインやキーワードの盗用)
独自ブランド(PB)であっても、注意が必要です。
例えば、他社がデザインの権利を取っている商品をそのまま工場で作らせて販売してしまったり、検索に引っ掛けたいからといって、商品タイトルに「他社の有名ブランド名」を入れてしまったりする行為です。
これまでの記事でお伝えした「事前の権利リサーチ」などを怠ると、他社の権利を侵害し、即刻カタログを削除されてしまいます。
私のコンサルティングではクライアント様がリサーチした商品を私がチェックさせていただく「商品添削」ということを行っております。
その時によくある権利侵害の事例として、
有名ブランドっぽいブランド名の文字が入っている
ブランドロゴのようなものが入っている
こういった商品は、高い確率で日本では無名のブランド、もしくは、あなたが知らない海外ブランドの可能性があるので、基本的には販売をしない方が良いです。
あとは独特の形状の商品で、例えばその商品をお客様が購入する際、検索するであろうキーワードでAmazon検索しても、その独特の形状の商品一つしかない、類似商品が他に全くない状況というのも、その独特の形に関する権利が取得されている可能性があります。
基本的には、いくつか類似商品が複数存在していて、できれば中国人もしくは日本人の中国輸入セラーさんが取り扱っている商品を新規出品するように意識しますと、リスク低減につながります。
まとめ:正攻法こそが、最も確実な「最短ルート」
自社ブランド販売におけるNG行動の罠をおさらいします。
家族や友人への評価依頼、特典での評価誘導は一発退場!
無断での複数店舗作成は、すべてを連鎖停止させる。
他社の権利を侵害しないよう徹底的にリサーチする。
裏ワザやグレーな手法に手を出して一時的に儲かったとしても、常に怯えながら過ごすのは健全なビジネスとは呼べません。
ルールを正しく理解し、お客様に心から喜ばれる商品を真面目に提供し続ける「正攻法」こそが、結果的に最も長く、大きく稼げる最短ルートなのです。
「自分の商品パッケージに入れているサンクスカードの文言が、Amazonのルールに抵触しないか不安」
「正攻法で、安全に商品の評価を高めるための正しい施策を知りたい」
そんな方は、ぜひ私のコンサルティングサービスにご相談ください。
私と一緒に、ルールという最強の防具を身につけ、安心して眠れる「一生モノのブランド」を創り上げましょう!