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転職エージェントに本音を話すべきか。 話すこと・隠すこと
記事
学び
スガケン|採用者の心をがっちり掴む転職術
2026/06/03 10:26
1. エージェントに何を話せばいいか分からない人へ
転職エージェントに
登録して、
初回面談の前。
「何を話せばいいか」
「本音を話して大丈夫なのか」
「弱みを見せたら求人を紹介して
もらえなくなるのでは」
そういう不安を
抱えている人は多いです。
「エージェントは企業側についている人だから、
何でも話すのは危ない気がする」
「志望動機や転職理由を
正直に話すと印象が悪くなるかも」
結果として、
当たり障りのない
話しかしない。
でも、
それでは
エージェントから
的外れな求人しか
来ません。
この記事では、
転職エージェントに
「何を話すべきか・話さなくていいか」を
整理してお伝えします。
2. なぜ「本音を隠したほうがいい」と思うのか
先に答えを言います。
「本音を隠したほうがいい」と
感じるのは、
エージェントを
「採用担当者と同じ立場の人」
として見ているからです。
採用担当者には
弱みを見せると不利になる。
だからエージェントにも
「良く見せなければ」と
思う。
でも、
エージェントと採用担当者は
立場が違います。
採用担当者は
「この人を採用するか」を
判断する人です。
エージェントは
「この人に合った仕事を見つける」のが
仕事の人です。
つまり、
エージェントにとっては
「本音を話してもらうほど
仕事がしやすくなる」。
本音を隠されると、
エージェントは
「この人が本当に何を求めているか」が
分からないまま求人を紹介するしかない。
本音を話すことは、
エージェントへのサービスを
正しく使うことです。
3. エージェントに話すべきこと・話さなくていいこと
「本音を全部話せばいい」
というわけでもありません。
話すと良いものと、
話さなくていいものを
整理します。
話すべきこと①:
転職の「本当の理由」
「人間関係が辛かった」
「評価に納得できなかった」
「将来のキャリアが見えなかった」
こういった
「リアルな転職理由」は
エージェントに
話してください。
「ネガティブな理由は話しにくい」と
感じる人は多いですが、
エージェントはその理由から
「この人にはどんな環境が合っているか」を
判断します。
「人間関係で悩んだ」なら
「風通しの良い文化の職場」を
探せます。
「評価に納得できなかった」なら
「評価基準が明確な職場」を
優先できます。
リアルな理由を話すほど、
提案の精度が上がります。
話すべきこと②:
「譲れない条件」と「妥協できる条件」
「在宅ワークは絶対に必要」
「残業は月20時間まで」
「年収はこれ以上下げたくない」
という譲れない条件と、
「業種は問わない」
「職種は多少変わっても構わない」
という妥協できる条件。
この2つを
はっきり伝えると、
エージェントが
絞り込みやすくなります。
「なんでもいいです」は
エージェントには
一番困る答えです。
話すべきこと③:
「活動の温度感」
「すぐにでも転職したい」のか、
「半年後くらいに動きたい」のか、
「まず情報収集したい段階」なのか。
この温度感を
正直に話すと、
エージェントも
それに合ったペースで
サポートしてくれます。
「すぐ動きたいと言わないと
求人を紹介してもらえないかも」と
思って急いでいるふりをすると、
自分のペースに合わない
求人ラッシュが来ます。
話さなくていいこと①:
面接でのネガティブな本音
「前の上司が嫌いだった」
「会社の方針がおかしいと思っていた」
という感情的な表現は、
エージェントへの
説明としては使えますが、
面接でそのまま
話さないように
整理してもらう必要があります。
エージェントには
「こういう不満があった」と
話しつつ、
「面接ではどう言えばいいか」を
一緒に考えてもらう
使い方が正しい。
話さなくていいこと②:
「全部お任せします」という姿勢
エージェントは
サポーターであって、
判断を代わりにする人では
ありません。
「どこでもいいので決めてください」という
姿勢では、本当に合った仕事には
たどり着けません。
自分の軸を持った上で、
エージェントに
サポートしてもらう。
この関係性が、
転職エージェントの
正しい使い方です。
4. 本音を話すと何が変わるのか
本音を話したとき、
エージェントとのやり取りで
何が変わるかを
整理します。
求人の精度が上がる
本音を話すほど、
「この人に合う求人」の
絞り込みが
精確になります。
「とにかく年収を上げたい」という
本音が出ると、
「年収が上がりやすい会社規模・業種・職種」という
軸で探せます。
「人と関わる仕事がしたい」なら、
その方向に絞れます。
当たり障りのない
話しかしていないと、
「なんとなく合いそう」な
求人しか来ない。
面接対策の質が上がる
エージェントは
書類添削や
面接対策も
サポートしてくれます。
本音の転職理由を
知っていると、
「その理由を面接でどう言えばいいか」
「どの部分を強調すると通過しやすいか」
という
具体的なアドバイスが
もらえる場合もあります。
信頼関係ができると
非公開求人が出てくる
エージェントの
持っている求人の中には、
「この人なら紹介したい」と
判断した人にしか
見せない非公開求人が
あります。
本音を話して
信頼関係ができると、
そういった求人に
アクセスしやすくなります。
5. エージェント側から見た「本音を話さない人」の話
ここで採用する側の
本音を話します。
転職者が思っていること:
「本音を話すと弱みを握られる気がする」
「ネガティブなことを言うと
求人を紹介してもらえなくなる」
エージェントが
実際に感じていること:
「本音を話してくれない人」は、
エージェントにとって
最もサポートが
難しい状態です。
なぜなら、
「この人は本当に
何を求めているか」が
分からないまま
動くしかないから。
当たり障りのない
希望条件しか
教えてもらえないと、
スペックだけで
マッチングするしか
なくなります。
結果として、
「条件は合っているがなんか違う」という
求人ばかりになる。
つまり、
本音を話さないことで
損をするのは
エージェントではなく
転職者自身です。
*元採用担当として転職支援の現場でも
感じてきたことですが、
「なんでも話してください」と
伝えたとき、
初めて本音を話してくれた人が
「実はこういう理由で転職したくて…」と
打ち明けてくれると、
「それならこの会社のほうが絶対合う」という
求人が見えてくることが
何度もありました。
6. 本音を話して良い提案を受けた人の話
私が支援したクライアントの
話をします。
30代前半・男性・
システムエンジニアの
HHさんは、
転職エージェントを
2社使っていたが、
どちらからも
「ピンとこない求人しか来ない」と
感じていました。
エージェントへの
説明を聞くと、
「スキルや経験を説明するだけで、
なぜ転職したいかや何がしたいかは
ほとんど話していなかった」と
言いました。
一緒に整理してみると、
HHさんの本当の転職理由は
「技術を極めたいのに、今の職場では
マネジメント方向に進めと言われていること」でした。
「技術専門職としてキャリアを積みたい」という
方向性が言語化できると、
その言葉を持ってエージェントに
話し直しました。
すると翌週、
「テックリードを育てたい企業」という
まったく別の求人が出てきました。
「最初からこれを話しておけばよかった」と
HHさんは言っていました。
7. エージェントとの関係を正しく理解する
最後に、
転職エージェントとの
関係性について
整理します。
エージェントは
「企業側の味方」でも
「転職者の代理人」でも
ありません。
エージェントは
「マッチングを成立させることで
報酬を得る人」です。
つまり、
転職者が
良い職場に入ることと、
エージェントの
利益が一致しています。
あなたに合わない職場に
入社させても、すぐ辞められたら
エージェントの
評判にもなりません。
この構造を知ると、
「本音を話すことがエージェントにとっても
良いことだ」という
理解につながります。
ただし、
すべてのエージェントが
同じ質とは
限りません。
「この人に話しても的外れな提案が来る」と
感じたら、別のエージェントを
試してみることも大切です。
複数のエージェントを
使いながら、
「この人なら本音を話せる」という
相手を見つけることが、
転職活動を
うまく進めるための
一つの方法です。
8. まとめ:本音を話すほど、良い提案が来る
今日お伝えしたことを
まとめます。
エージェントに本音を隠すのは
「採用担当者と同じ立場」と
思っているから。でも立場は違う
話すべきこと:
本当の転職理由・
譲れない条件と妥協できる条件・
活動の温度感
話さなくていいこと:
感情的な表現のまま・
「全部お任せ」の姿勢
本音を話すと
求人の精度・面接対策の質・
非公開求人へのアクセスが変わる
本音を話さないことで
損をするのは転職者自身
転職エージェントは、
「弱みを握られる相手」では
ありません。
「本音を話すほど良い提案が来る相手」です。
最初の面談で
「うまく話さなければ」と
思わなくていいです。
「自分が本当に何を求めているか」を
そのまま話すことが、
転職エージェントを
正しく使う方法です。
応援しています。
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転職コーチ|転職成功セミナー主宰 / 30代後半 / 男性
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