今年の訃報で悲しくなった……けれども名作をいろいろ書いてくれた鳥山明先生にご冥福をお祈りします。
ということで、鳥山先生と編集のマシリトこと、鳥嶋さんのみげか診断を行う。
鳥山明先生: 未来1、現在3,過去6
編集者鳥嶋: 未来3、現在6、過去3
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漫画作品: 未来3、現在6、過去6
鳥山先生は圧倒的画力、ギャグチックで笑える感じの現在共感性がある。
一方のマシリトは、何度も没にする鬼であるが、それは再現性と「鳥山先生を追い込んでネタを出させる」という検閲官のポジションがある。
鳥山先生の単体では、独創性=未来創造性と共感性(面白さ)が少し足りない部分はあるが、それを鳥嶋が補っているという構造だと考えた。
漫画、特に少年漫画は複雑さは求めていない(デスノートなどは除く)。
それゆえ、シンプルにわかりやすく笑えるジャンル(ドクタースランプ)と、戦闘によるワクワク感、強敵を倒すカタルシスがあるドラゴンボールが人気になる。
ドラゴンボールのアニメ化は、戦闘が長引きすぎでマンネリ化してしまう点は、原作をできるだけ消化したくない業界の再現性によるものが多いと思う。
鳥山明先生: 未来1、現在3,過去6
アニメ制作人: 未来1、現在2、過去6
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アニメ作品: 未来1、現在3、過去6
もちろん、ドラゴンボールなどはアニメ化、映画化でとても面白いものもある。
しかし、マンガのリメイク(アニメ化)は下手にオリジナル展開を作りづらいため、マンネリ化しやすい。
国民的作品になるほど、再現性が増えてマンネリ化してしまう。
一方、原作が「未来創造性+現在共感性」のハイブリッドの場合は、アニメ化はとても相性が良い。