こんにちは
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
新学期が始まり、学生さんからは、おいしいおせちも食べあきてカレーが恋しくてカレーを正月に食べてしまったと多くきかれました。
そんな学生さんに「一晩寝かせたカレー」によっておこる悪夢について話をしました。
「一晩寝かせたカレー」は一晩おくことによって煮込まれたカレーの塩分や野菜から出たタンパク質、糖質、肉のアミノ酸や核酸などのうまみ成分が全体になじみ、さらに調味料の味が混じり合います。日本のカレーで定番のじゃがいもも入れてあると再加熱することで、じゃがいもが煮崩れ、味がさらにまろやかになります。
時間がたつとり良い効果がある一方、カレーに菌が入ってしまった場合、食中毒を起こしてしまうことがあります。
カレーにはもともと野菜についていた菌が入ってしまいます。はじめに煮込むことである程度死滅しますが芽胞という固い殻に守られて生き残る菌が存在します。
しっかりと火を通したつもりでも一晩おいているうちに芽胞が目をさまし再度活動、増殖し始めます。
目覚めた菌が活動と同時に毒素を作ってしまうことがあります。この毒素は熱に強く再加熱しても壊れることがありません。
また一度使った「おたま」を何度か使用したりおかわり時に一度使ったお皿から菌が鍋に移ることもあります。一晩置くとその菌も増えてしまい次の日「一晩おいたうまいカレー」を食べると食中毒になってしまうことがあります。
食べ終わった後はもう一度加熱し「おたま」などから移った菌も殺菌。その後さまして冷蔵庫に入れて菌が増えないよう低温にして一晩おきましょう。
食中毒はいつでも私たちを悪夢に誘います。寒い時期でも十分注意しましょう。
今日も最後までいただきありがとうございました。