こんにちは
チーズは生で食べることができる発酵食品ですが加熱用と書いてあるチーズもあることをご存じでない方も多いようです。加熱用と書いてありましたら加熱してから食べて欲しいです。
1993年、日本ではナチュラルチーズのリステリア菌汚染防止のためリステリア菌の監視の強化がされました。
リステリア菌は土壌、汚水、植物、動物などの自然界の広い範囲に存在している菌になります。
リステリア菌は乳製品、食肉、魚介類からの食品を通して経口感染で人に感染します。チーズは乳製品のためリステリアによる食中毒が起きる可能性があります。
食中毒というと吐き気や腹痛を思いうかべると思いますが、このリステリア菌は、髄膜炎と敗血症を起こします。特に乳幼児、高齢者や基礎疾患のある人や免疫機能が落ちている人の感染には注意が必要です。妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産や生まれた新生児に影響が表れることも報告されています。
ちょっと怖いなと思った人もいるかもしれませんがリステリア菌は加熱すると死滅するため食品を加熱することで防ぐことができます。
生で加熱せずに食べることを想定した商品は、リステリア菌がいないことを確認して販売される商品ですが、消費者が加熱することを想定した商品は必ずしもリステリア菌がいないことを確認していない商品になります。
日本では監視が強化されているのでこのリステリア菌による食中毒は、発生していませんが監視活動中にはリステリア菌が検出されていますので注意が必要です。
また、生で食べることを想定したチーズでも封を開けた状態で冷蔵庫の中で長期に置いておくとリステリア菌が増えてしまうことがあるので早めに加熱して食べるようにしましょう。
食中毒の事も種々解説しております。見えないミクロの世界について知りたいことがありましたら是非ご利用ください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。