こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
今回は、競走馬が引退後にたどる運命について取り上げたいと思います。
🏇 名馬ディープインパクト
私自身は競馬を見ることはほとんどなく、競馬でお金を賭けることもありません。
ただ、かつてディープインパクトが現役で活躍していたときは、ディープインパクトの試合だけはテレビで食い入るように見ていました。
ディープインパクトの驚異的な速さについては、【NHK特集】でも取り上げられたほどです。
🐎 引退馬が辿るさまざまな進路
傑出した戦績を残したディープインパクトは引退後、北海道で種馬として余生を過ごしました。
引退馬の中には、ディープインパクトのように種馬として活躍したり、あるいは乗馬クラブに引き取られたりする幸運な馬もいます。
しかし、ほとんどの競走馬が引退後に辿る運命を知っているでしょうか?
⚠️ 多くの引退馬に待ち受ける過酷な現実
非常に残酷で残念なことですが、ほとんどの引退馬は屠殺されて、ペットフードの原料や馬肉として人間の食用に供されるのが現実です。
正確な統計数字は公表されていませんが、業界関係の調査によると、引退馬のうち約60%~70%が屠殺されているとのことです。
🕰️ 馬の寿命と引退後の余生
馬の寿命は約25年といわれています。
競走馬の引退年齢は平均で5才前後。
つまり、競走馬の引退後には約20年の余生があります。
馬1頭を飼うためには年間で100万円以上のエサ代が掛かるといいます。
単純計算すると、エサ代だけで100万円 × 20年 = 2,000万円以上の費用が必要になります。
💰 馬主の現実と本音
競走馬の持ち主は馬主ですが、引退後の面倒を見ようとする馬主は ほぼ皆無というのが現実のようです。
2,000万円もの費用を負担してまで面倒を見る馬主はほとんどいない。
馬主にとって、競走馬は金儲けの手段に過ぎないということなのでしょう。
競走馬の引退後の運命については、ほとんどの馬主が口をつぐんで語ろうとしません。
競走馬の悲しい末路については、 【競走馬残酷物語 | Umas!】というサイトが非常に詳しく紹介していますので、参照していただければと思います。
🐴 競争馬と人との信頼関係
馬刺しなど、馬肉を食べることの是非は脇に置いておきます。
ただ、最初から食肉用として育てられた馬と、競走馬として人間と一緒に調教されてきた馬とでは、人間に対する信頼度が全く異なるといいます。
「人馬一体」という言葉もありますが、競走馬は人間を信頼している動物です。
そのような競走馬が、引退後は無用の存在になったからという理由で、信頼している人間によって屠殺されている残酷な現実があります。
🌱 希望の兆し
しかし近年では、【JRA(日本中央競馬会)】や【認定NPO法人 引退馬協会】によって、「引退馬の行き先を確保する取り組み」が徐々に広がっているようです。
競走馬にとって明るい兆しはあるものの、競馬ファンの方にも そうではない方にも、大半の競走馬がたどる悲しい運命を知っていただければと思います。