ペット等の殺処分の現状

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こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。

保健所で殺処分されている犬猫の数はどれくらいか、知っているでしょうか?


📊 現在の殺処分数について
年々殺処分数は減少しているものの、環境省の最新の統計では、令和5年4月1日~令和6年3月31日に殺処分された犬・猫の数は9,017頭に上ります。
1日当たりでは約25頭もの犬・猫が殺処分されていることになります。

昭和の年代を見ると、昭和60年(1985年)の統計では、1年で約57万頭もの犬・猫が殺処分されていました。
今から約20年前の平成16年の統計では、年間の殺処分数は約39万5,000頭となっています。

これらに比べると、殺処分数は大幅に減少していることは事実です。


⚡ 殺処分の方法と現実
殺処分の方法は年々改善されつつあり、一部の自治体では麻酔薬の注射による安楽死を採用しているところもあります。
しかし、現在でも多くの場合、「炭酸ガスによる窒息死」が用いられています。

この炭酸ガスでの殺処分施設には、【ドリームボックス(夢の箱)】という名称が付けられていますが、実際には犬猫たちは息ができず、もがき苦しみながら死に至るのが現実です。
現に、ドリームボックスの壁には、殺処分される犬猫たちが必死で逃げようとしてつけた引っ掻き傷が無数に残っています。

ペットを保健所に持ち込む飼主がいますが、最悪の場合、持ち込んだペットがどのような最期を迎えることになるのか、分かっておくべきでしょう。


💸 炭酸ガス 殺処分の背景
炭酸ガスによる殺処分が依然として行われている背景には、
・多数の動物を一度に処分できる
・保健所職員の安全性が確保できる(犬猫に噛まれる危険を排除できる)
・殺処分コストが低い
といった理由があります。

そのため、殺処分数がさらに減少すれば、注射による安楽死への移行が現実的となり、残酷そのものの【ドリームボックス】の廃止へとつながるでしょう。


🌍 動物保護先進国との比較と日本の課題
ヨーロッパ諸国では、【ペット動物の保護に関する欧州条約】に基づき、ペットの殺処分は獣医師による安楽死が原則とされています。

一方で、残念ながら、日本は動物保護後進国であるのが現実です。
ヨーロッパの動物保護先進国にならい、一刻も早く安楽死を原則とする必要があります。



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