「ドル/円暴落」と「ドル暴落」の違いの重要

記事
マネー・副業
こんにちは、あるいはこんばんは
金融ペンギンと申します。
私は金融機関のトレード室で3年間勤務した後に、個人トレーダーとして3年過ごし、現在は社会との関わりを求めて大手金融機関向けコンサルティング会社にフルリモート体系で勤務しております。
もちろん、現在もFXは生活の主軸であり、このブログはそんな私がFXに関して発信しているものです。

さて、早速本題である「ドル/円」暴落と「ドル」暴落の違いを解説し、違いを認識する事の重要性を解説していきます。

結論、「ドル/円暴落」とはドルが暴落し、円が高騰する事を指し、「ドル暴落」とはそのままドル暴落のみを指します。

当たり前では?と感じる方も多いと思いますが、殊の外、この違いの重要性を理解している人は少ないように感じます。

2023年11月14日の米CPIの軟化を受けてドル円は152円から147円へ5円ほど下落しました。これを見てYouTubeの解説者などはドル円大暴落と投稿していましたが、元トレード室勤務の私はこの表現に強い違和感を覚えます。

トレード室でドル円暴落と発言すると、以下のような指摘が飛んできます。
「それはドルが暴落したの?それとも円が高騰したの?それとも両方?」と。

2023年11月14日からのドル円の下落は間違いなく「ドルの暴落」が要因です。米CPIが軟化し、追加利上げの可能性が後退し、米金利が低下したため、ドルが”全通貨”に対して売られました。決して日本発の材料で円だけがドルに対して高騰した訳ではありません。

事実、本下落時、ドル円は5円ほど下落しましたが、ユーロ/円は3円、豪ドル/円については1.5円しか下落していません。クロス円の下落はドル/円ロングポジション解消につられた範囲内です。

「円が強くなった訳ではない」と分かったという事は、茲許のドル円下落はコロナ以降続いた円安の転換点とは言えない事が分かります。
なぜなら、コロナ以降の円安は世界で唯一マイナス金利を解除しない日銀の対応が要因であり、従ってその解消も日本のマイナス金利解除のみによって起こります。(もちろん、世界経済危機などが起こり、リスク回避の円高が来た場合は除く)

ネットではドル/円の時代終了などの見出しが目立ちますが、円が高騰していない以上、この見方には私は懐疑的です。

もちろん、アメリカの利上げが終了し、来年4月ごろにマイナス金利解除が想定されている今、じりじり円高に向かう可能性は高いです。
しかしそれは”今”、”急激”には起こらないと、上記「ドル/円暴落」と「ドル」暴落の違いから私は想定しています。

この通貨ごとに変動要因を分けて考察する手法はトレンドの継続力を予想する為に重要で、私は今でも「ドルの要因」、「円の要因」に分けてファンダメンタルズを分析しています。

片方の通貨要因のみがその相場を作っている時は、トレンドの継続力に疑問を持ち、両方の通貨要因で相場が作られている時は、トレンドの継続力に自身が持てます。

皆さまも、ぜひ、ドル/円が変動した時は、「ドル要因」か「円要因」か「両方」かを理解して、トレンドの継続力を予想してみてください。

ファンダメンタルズに対する詳しい内容や私の手法に関して、興味をもたれた場合はぜひメッセージでご連絡をいただければと存じます。

長文にも関わらず、ご覧いただき誠にありがとうございました。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら