考えているのに動けないあなたへ。自分に合う「続け方」を見つけるコーチング
「今日こそやろうと思っていたのに、また一日が終わってしまった」
読みたい本もある。
勉強したいこともある。
仕事や暮らしの中で、変えたいこともある。
それなのに、目の前のことを片づけているうちに、自分のために使う時間がなくなってしまう。
ようやく時間ができても、疲れて動けない。
そんな自分に、
「もっと頑張らないと」
「どうして続けられないんだろう」
と言いたくなることはありませんか。
こんにちは。
習慣化と対話のコーチ、かずです。
私は、気持ちや考えを整理し、ご本人に合う行動と続け方を一緒に考えるコーチングを行っています。
私自身も、本業、家族との時間、学習、新しい挑戦の間で、思うように動けないことを経験してきました。
やりたい気持ちはある。
大切だとも思っている。
でも、動けない。
今日は、そんなときに一度立ち止まって考えてみたいことをお伝えします。
■「続かなかった」の中には、次に使える情報があります
例えば、毎日30分読書をしようと決めたとします。
初日は読めた。
翌日も読めた。
でも、仕事で帰りが遅くなった日に読めなくなり、そのまま本を開かなくなってしまった。
この出来事を「自分は三日坊主だ」で終えると、次に何を変えればよいかが見えにくくなります。
そこで、もう少し具体的に振り返ってみます。
・読めた日は、いつ本を開いていたのか
・どこに本を置いていたのか
・30分という長さは、生活に合っていたか
・疲れた日は、どこまでならできそうだったか
・そもそも、その本を読んで何を得たかったのか
こうして見直すと、時間帯や行動の大きさなど、調整できる点が見つかるかもしれません。
「帰宅後に30分読む」から、
「朝、お茶を飲むときに1ページ開く」へ。
これは一つの例です。朝が合う人もいれば、昼休みや休日が合う人もいます。
大切なのは、ご自身の生活の中で試し、その結果を見ながら整えていくことです。
■行動を小さくする前に、「なぜやりたいか」を聞いてみる
習慣化の相談では、行動の方法と一緒に、取り組む理由も大切にしています。
「読書を続けたい」と言っても、その理由は人によって違います。
仕事に役立つ知識が欲しい。
今まで知らなかった考え方に触れたい。
静かに自分へ戻る時間が欲しい。
読んだことを、誰かと話してみたい。
理由が違えば、合う読み方も変わります。
一冊を最後まで読むことが大切な場合もあれば、気になった一節について考える時間に意味を感じる場合もあります。
「何冊読めたか」だけでは、ご本人が欲しかったものを捉えきれないことがあります。
だから、対話ではこうお聞きします。
「それができるようになると、何がうれしいですか?」
「その時間を通して、何を大切にしたいですか?」
すぐに答えが出なくても構いません。
問いを置いて、少し待ってみる。
話しながら、自分の言葉を探してみる。
その時間も、行動を考えるための大切な一部です。
■新しい習慣を入れるなら、減らすことも考える
一日の中には、すでにたくさんの予定があります。
仕事。
家事。
家族との時間。
人から頼まれたこと。
休む時間。
そこへ新しい習慣を加えようとすると、どこかに負担が生まれることがあります。
例えば、勉強のために睡眠を削り続ければ、翌日の仕事や暮らしにも影響するかもしれません。
そのため、私は「何を始めるか」と一緒に、
「何を少し減らせそうか」
「今はやらなくてもよいことはあるか」
「誰かに相談したり、お願いしたりできることはあるか」
も考えたいと思っています。
自分だけを見ていると、努力の量で何とかしようとしてしまうことがあります。
少し視野を広げると、予定の組み方、周囲との役割分担、道具の置き方など、別の選択肢が見つかることもあります。
ご本人の望みと、今の生活全体。その両方を大切にしながら考えていきます。
■自分を理解するときも、分かったつもりにならない
私は、習慣化実践塾やALTを通じた学びの中で、日常の実践を振り返ることや、視野を広げて物事を見ることを大切にしてきました。
コーチングでも意識しているのが、「きっとこうだ」と早く決めつけないことです。
例えば、
「私は継続が苦手です」
と話してくださった方にも、続けてきた仕事や、大切にしている日課があるかもしれません。
「人に頼るのが苦手です」
という方も、ある相手には自然に相談できているかもしれません。
そのため、
「どんな場面で、そう感じますか?」
「少しでもできていたときは、何が違いましたか?」
と、具体的な経験をお聞きします。
自分について長く使ってきた言葉を、今の経験に照らして確かめてみる。
すると、これまで見えていなかった得意なことや、取り組みやすい条件が見つかる場合があります。
■続けることと同じくらい、戻り方を考える
予定どおりに進まない日はあります。
仕事が立て込む。
家族の予定が変わる。
疲れがたまる。
ほかに優先したいことができる。
そうした日も含めて、続け方を考えておくことができます。
例えば、次の三つを決めておきます。
①普段の日に取り組むこと
②余裕のない日に取り組む、最小限のこと
③中断した後、再開するときの最初の行動
読書なら、
普段は10分読む。
余裕がなければ、気になるページを開くだけ。
中断した後は、読めなかった分を取り戻そうとせず、今日の1ページから始める。
副業の作業なら、
普段は一つの作業を終える。
余裕がなければ、次に使う道具や資料を準備する。
再開するときは、取りかかる作業を一つだけ選ぶ。
もちろん、休むことが必要な日もあります。
ご自身の状態を確認しながら、戻るための方法を用意しておく。私は、それも習慣化の支援で扱いたいと考えています。
■一人で考える時間に、対話を加えてみる
一人で考えることで深まることもあれば、人に話すことで初めて言葉になることもあります。
「自分はこうしたいと思っていたけれど、話してみると別のことが気になっていた」
「やることが多いと思っていたけれど、まず一つ選べそうだ」
そんな整理を目指して、コーチングでは質問と確認を重ねていきます。
私が大切にしているのは、ご本人が納得できる言葉と選択を見つけることです。
提案をするときも、今の生活に合うか、取り入れてみたいかを一緒に確かめます。
話したくないことは、話す必要がありません。
質問にすぐ答えられなくても大丈夫です。
ご本人が考える時間を大切にしながら進めます。
■職場の関わり方も、小さく試して振り返れます
こうした実践と振り返りは、リーダーの関わり方について考えるときにも使えます。
例えば、
・仕事を頼むときに、目的を一言添える
・相手がどのように理解したか確認する
・質問した後、すぐに説明を重ねず待つ
・メンバーの得意なことが表れた場面を伝える
一つの関わり方を選び、実際に試してみる。
その後で、相手の反応や仕事の進み方を振り返る。
うまく伝わらなかった場合は、ご自身の伝え方だけでなく、相手の状況や、役割・期待の共有も確認します。
チームには、得意なことも、考える速さも、必要な説明も異なる人がいます。
一人ひとりが個性を発揮し、長所を活かしながら補い合うために、どんな関わり方ができるか。
その問いも、私が大切にしているテーマです。
■まずは、今気になっていることから
現在、ココナラでご案内するコーチングとして、次の内容を用意しています。
【気持ちと考えを整理し次の一歩を一緒に考えます】
考えがまとまらないときや、次の行動に迷うときの個別対話です。
今の状況、気持ち、大切にしたいことを整理し、次に試す一歩を一緒に考えます。
【自分に合う行動と習慣を3か月一緒に育てます】
日常で試しながら、始め方・続け方・中断後の戻り方を整えていく継続コーチングです。
対話と振り返りを通して、ご自身の生活に合う方法を探します。
【チームの強みと活かし合う関わり方を整理します】
管理職・店長・チームリーダーなど、人と協力して仕事を進める方のための個別対話です。
具体的な出来事から、声かけ、任せ方、役割、強みの活かし方を考えます。
ご相談の段階で、目標をきれいにまとめる必要はありません。
「続けたいことがある」
「何から始めればよいか分からない」
「一人で考えていることを、少し話したい」
その言葉からお聞きします。
今日、自分に問いかけるなら、こんな問いはいかがでしょうか。
「今の暮らしの中で、私が大切にしたいことは何だろう」
「そのために、今日できそうな小さなことは何だろう」
ご自身のペースで、一緒に考えていきましょう。
|習慣化と対話のコーチ