「カスハラ対策は準備したけど、"就活セクハラ"って何? うちの店にも関係あるの?」
以前の記事で少しだけ触れた、もうひとつの義務化について、サロンのオーナー様からご質問をいただくようになりました。
施行まで、あと2日です。今回は、サロンの「採用」の場面に絞ってまとめます。
結論:美容学生の見学やSNSでのスカウトも、対象になり得ます
2026年10月1日から、男女雇用機会均等法により、「求職者等」に対するセクシュアルハラスメントの防止措置が、すべての事業主に義務づけられます。
これまでセクハラ防止措置の対象は、お店で働くスタッフでした。そこに、これから働くかもしれない「求職者等」が加わります。
「求職者等」には、面接を受ける人だけでなく、説明会やインターンシップに参加する学生なども含まれるとされています。
サロンの採用で、関係しそうな場面
・美容学校の学生のサロン見学・インターン
・面接や、サロンワークの体験
・InstagramのDMでのスカウト、LINEでのやり取り
・面接のあとの食事の誘い
たとえば、こんな言動は問題になり得ます。
・面接で、恋人の有無や容姿について質問する
・DMで、採用と関係のない個人的な連絡を続ける
・「採用するから」と、食事や二人きりの面談に誘う
・見学中に、必要のない体への接触をする
迷ったときは、「その言動は採用に必要か」で考えるのが基本です。
お店は何をすればいいの?
カスハラ対策と同じように、次のような準備が求められます。
1. 方針を決める
「採用の場でもセクハラは許さない」と決めて、面接や見学に関わる人に伝える。
2. 採用のルールを決める
連絡はお店のアカウントから、営業時間内に。面接は二人きりの密室を避ける。採用と関係のない質問をしない。
3. 相談先を示す
求人票や見学の案内に、困ったときの相談先を書いておく。
4. 起きたときの対応を決める
事実を確認し、相手に配慮し、再発を防ぐ流れを決めておく。
小さなサロンでは、オーナー様ご自身が面接もスカウトもする、ということも多いと思います。
だからこそルールを紙にしておくと、「オーナーも含めて、お店のみんなで守るもの」になり、スタッフにも伝えやすくなります。
お店の評判を守ることにもつながります
美容学生は、SNSや学校のつながりで、お店の評判をよく見ています。
「このお店は、見学に来た学生を大切に扱ってくれる」と伝わることは、人手不足の中での採用にもプラスになります。
書類づくりをお手伝いします
ココナラで出品している美容室向けのカスハラ対策書類には、オプションで「就活セクハラ対策セット」(方針・採用ルール・求人票用の案内文)を追加できます。
カスハラ対策とあわせて、採用の場のルールも店名入りでそろえられます。
▼ 美容室向けカスハラ対策書類はこちら
なお、就業規則(懲戒の規定など)の見直しが必要な場合は、社会保険労務士にご相談ください。
まとめ
・10月1日から、求職者等へのセクハラ防止措置も義務になります
・美容学生の見学・インターン、SNSでのスカウトも関係しそうな場面です
・「方針」「採用のルール」「相談先」を紙にしておく
・カスハラ対策とあわせて準備すると、手間が一度で済みます
購入前のご相談は無料です。「うちの採用のやり方で気をつけることは?」という段階でも、お気軽にメッセージください。